ソン・フンミンは、今シーズンの特殊な試合日程について、プレミアリーグの選手たちは「夢を生きている」のであり、この絶え間ない連戦を楽しむべきだと新たな視点での見解を示した。
トッテナムは、先月のインターナショナル・ブレイクから11月のワールドカップまでの間、43日間で13試合をこなす中、水曜日にはチャンピオンズリーグでフランクフルトをホームに迎える。
スパーズは先週、ドイツでフランクフルトと0-0で引き分け、土曜日にはブライトンに1-0で勝利し、水曜日の試合を前にして、ソンは選手たちに不満を言う権利はないと語った。
「正直言って、移動とアウェイゲームは大変なんだ」
「でも、僕たちはこの戦いのために生まれてきたし、誰もがこれを夢見ているんだから、文句を言ってる暇はないんだよ」
「子供の頃、何が夢だったか考えてみるといいね。おそらく、誰もがプレミアリーグでプレーすることを挙げるだろう。だから、僕らはその夢を生きているし、この瞬間を決して忘れることはできないはずだ。疲れることもあるし、精神的にも肉体的にも本当に大変なことだと思うけどね」
「でも、僕らはこのために生まれてきたし、この仕事が好きだし、楽しまないといけないよ。楽しめば楽しむほど、より多くの幸せがここにやってくるんだ。タフな時期だけど幸せを感じるべきだし、きっと楽しめるはずだよ」
「(水曜日の)試合がどれだけ重要かは誰もが知っている。正直なところ、フランクフルトでの結果には満足していないよ。チャンピオンズリーグやプレミアリーグでは、アウェイで勝ち点1を獲得するのは難しいから、貴重な1ポイントだけどね」
「でも、勝てるチャンスがあっただけに、みんな悔しがっていたよ。チャンピオンズリーグでは本当に難しいアウェイゲームを2試合も戦ったから、ホームの2試合(フランクフルトとスポルティング)では、土曜日のように僕らが本当に強いチームであることを見せないとね。大事な試合だよ」

選手は多少の疲労や負傷をおしてでも出場したいという気持ちを監督に示さなければならない立場だけに、監督たちのように不平不満は言いにくいだろうね。

アメックス・スタジアムでのスパーズの勝利は、木曜日にジャン・ピエロ・ヴェントローネが急死した後の感情的な状況の中で行われた。
試合後、アントニオ・コンテは、選手たちが「プロフ(教授、師範)」と呼ばれて親しまれていたフィットネス・コーチとの突然の別れによって打ちひしがれていたことを明らかにした。