Football London/Alasdair Gold & Rob Guest
タンギ・エンドンベレとジオバニ・ロチェルソは、フラストレーションのたまる日々を送ってきたトッテナムからの退団が近づいているようだ。
トッテナムは、タンギ・エンドンベレの移籍に関して、イタリアのナポリと初期段階の交渉を行っているとfootball.londonは理解している。2019年夏に当時のクラブ史上最高額で契約したフランス代表ミッドフィルダーは、N17でベストフォームを取り戻せず、フラストレーションの溜まる3年間を過ごしてきた。
アントニオ・コンテ率いるスパーズで同選手に与えられるプレー機会はほとんどなく、エンドンベレは1月にトッテナム・ホットスパー・スタジアムからの退団を許され、ローンで前所属のリヨンに戻っていた。この25歳は、リーグ・アンでのプレーは控えめに言ってもアピール不足であり、出場機会も不安定だった。
この夏、プレシーズンのトレーニングのためにホットスパー・ウェイに戻ったエンドンベレは、韓国へのプレシーズン・ツアーやレンジャーズとローマとの親善試合のためにスパーズの遠征メンバーから外れた4人の選手の一人であった。
コンテの今後のチーム構想には含まれていないため、両者は早急に解決策を見つけ、別々の道を歩み、選手はキャリアを再び軌道に乗せることができるようにしなければならない。
ビジャレアルとニューカッスル・ユナイテッドへの移籍の報道が伝えられる中で、エンドンベレはナポリへ向かう可能性がある。トッテナムは、ルチアーノ・スパレッティのチームとの契約面の交渉中だが、それはまだかなり初期の段階だ。
現時点でクラブは、余剰戦力の放出に集中しており、ジオバニ・ロチェルソは昨シーズンのローン移籍の成功の後、再びビジャレアルへのローン移籍の成立に向かっている。football.londonは、彼のローン移籍の条件として、1月に他クラブからの獲得オファーがあり、選手本人がその移籍に同意する場合は、スパーズにローン移籍を終了する権利が含まれていると理解している。
