リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドのバロンドール候補者選考についてバロンドール主催者が説明

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バロンドールを主催するFrance Football誌は、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドをバロンドールの候補者に加えたが、前回の受賞者であるリオネル・メッシを候補者から外している。

France Footballは、ディフェンディング・チャンピオンのリオネル・メッシを今年のバロンドール候補に入れなかった理由を説明した。

35歳のメッシが30人の候補者の中に入るかどうかは微妙なところだった。メッシはパリ・サンジェルマンでの最初のシーズンで、リーグ・アンを制覇したものの、ゴール前でのパフォーマンスを発揮することができず、無気力なシーズンを送った。

メッシはPSGでわずか11ゴールしか挙げられず、2005/06シーズン以来、最悪の結果を残した。バルセロナでの最後のシーズンは、38ゴールを記録している。なお、今シーズンのメッシは、最初の2試合で3ゴールを決め、良いスタートを切っている。

多くのファンはメッシの落選に興味を示し、1956年からこの賞を主催しているFrance Football誌は、L’Equipeのウェブサイト上のQ&Aを通じて、この決定の背景を明らかにしようと躍起になった。同誌のジャーナリストであるエマニュエル・ボジャンが、その質問に答える役割を担った。

これまでに7度の受賞を果たしたメッシの落選について尋ねられたボジャンは次のように説明した。

「2006年から15回連続で候補者となり、バロンドールを7回受賞し、前回の受賞者であるリオネル・メッシは、最終的な選考において、非常に重要な位置を占めています」

「このアルゼンチン人は、候補者の30人を選出する議論の一部になりましたが、バロンドールの新しい選考基準は彼に不利でした。選手のキャリア全体を評価対象とはせず、その1シーズンを評価対象とする新基準であり、暦年(1月から12月)でもないため2021年7月11日のコパ・アメリカ制覇も評価対象ではないんです」

「それから、彼のパリでの最初のシーズンは、見た目の印象とスタッツの両方で非常に失望させられたと認めざるを得ません」

今年のバロンドールの圧倒的な有力候補であるカリム・ベンゼマは、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・レヴァンドフスキ、キリアン・エムバペ、アーリング・ハーランド、ケビン・デブルイネ、トレント・アレクサンダー・アーノルドらと共に候補に名を連ねている。

ACミランのラファエル・レオンやRBライプツィヒのクリストファー・エンクンクなど、意外な候補もあった。ボルシア・ドルトムントのセバスティアン・ハラーも、精巣腫瘍と診断されたわずか1ヶ月に、候補に挙がっている。

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