スパーズジャパンの考察
1. パリーニャの「配置」が握る戦術的可変性
パリーニャをセンターバックに置くか中盤に置くかは、守備時のインテンシティに直結する。ユナイテッドの高速カウンターを警戒するなら、パリーニャを中盤の門番として置くテイラー案が有効だが、シティ戦のように最終ラインからボールを運ぶ能力を求めるなら、ゴールド案のパリーニャCB起用がより攻撃的な好機を演出するだろう。
2. 「魔法のフロントスリー」の継続が導く勝利の機運
ソランケ、シャビ・シモンズ、オドベールの3名は、三者の予想で共通して先発に名を連ねた。このユニットへの信頼は、メディアの間でも揺るぎないものとなっている。特に100%の状態に近づきつつあるソランケが、代表監督トゥヘルの眼前で見せたあの輝きを、オールド・トラッフォードでも再現できるかが、勝敗を分ける決定的な要因になるのではないかと推測される。
3.見え始めた「怪我の功名」、急造ポジションが有効オプションに
パリーニャのセンターバック器用やグレイのウィングバック器用など、スカッドが充実していた頃には検討すらされなかった起用法が、急造ポジションを経て有効なオプションへの変貌を始めている。オドベールやシャビも同様に、従前のサイドでの限られた役割からより多機能を求められるポジション・役割へとシフト。そこにソランケも加わったことで、1+1が200になり、10倍の力を発揮し始めている(テンコジの定理)。
