1月1日のブレントフォード戦を前に、トッテナム・ホットスパーのスカッド運用は極めて複雑な局面に達している。キャプテンのクリスティアン・ロメロが出場停止から復帰し、さらに移籍合意報道の渦中にあるブレナン・ジョンソンが依然としてチームに留まっている事実は、クリスタルパレス戦に続けてスカッド入りを狙う高井幸大にとって残酷な「椅子取りゲーム」を意味している。
「純増1」が引き起こすスカッド20枠のジレンマ
前節のクリスタルパレス戦と比較すると、スカッドの状況は以下のように変化している。
- プラス要素: キャプテンのロメロが復帰。
- 現状維持: パレスへの移籍に向けてメディカル受診が迫ると報じられているジョンソンだが、大晦日(12/31)のトレーニング時点ではチーム練習にフル参加しており、遠征メンバーに含まれる可能性が高い。
- 不確定要素: 負傷が懸念されたルーカス・ベリヴァルについて、トーマス・フランクは起用に楽観的な見方を示しているものの、過密日程の中で無理をさせない(スカッド外とする)可能性もある。
負傷による離脱者がこれ以上増えないと仮定すれば、パレス戦のスカッドにロメロが加わることで「1枠」が溢れることになる。さらに、前節ベンチに名を連ねていた高井幸大、あるいはデイン・スカーレットのいずれかがベンチから外れる可能性が高いといえるだろう。
[補記]
ブレナン・ジョンソンのパレス行きが加速し、ブレントフォード戦当日にグラスナー監督との対談が行われるとのことで、ジョンソンの招集外が濃厚となりました。
「コウタァ!!」ロメロの叱責を受ける高井幸大
大晦日のトレーニングは、主にパレス戦に先発しなかったメンバー(出場停止のロメロとシャビを含む)で行われた。特に[03:30]過ぎのミニゲームでは、高いインテンシティの実践さながらのプレーが見られた。
ミニゲーム参加選手 ※ビブスはミニゲームの動画開始時点
【ピンクビブス】ドラグシン、デイヴィス、パリーニャ、コロ・ムアニ、スカーレット
【ビブス無し】ロメロ、高井幸大、シャビ、テル、ブレナン
【オレンジビブス】オドベール
[04:28]にドラグシンのマークを外した高井幸大に、コンビを組んだロメロが「コウタァ!!」と叱責を浴びせる。
コウタに立ちはだかる高い2人の壁
ミニゲームでとりわけ目立ったのは、復帰間もないドラグシンとベン・デイヴィスだ。一方、コウタは映像の中ではまだペースや強度に気負いが感じられる。この2人は、センターバックとしてコウタよりも序列が上であることをまざまざと見せつけている。コウタにとってこれ以上無い良いお手本として立ちはだかっているだろう。
守備のバックアップとしてロメロ、ファンデフェン、ダンソ、さらにベン・デイヴィスが控える中、4番手以降のセンターバックである高井を外すのか。あるいは、攻撃の枚数を整理してスカーレットを外すのか。フランクの決断に注目が集まる。
参照元: Behind the scenes at Spurs’ New Year’s Eve training ahead of Brentford clash!

