トーマス・フランクの下で苦しいスタートを切ったトッテナム・ホットスパーは、新たな推進力を必要としている。
今シーズン、デンマーク人指揮官はアカデミーの輝かしい才能たちにチャンスを与えることに慎重な姿勢を見せてきた。しかし、2026年にはその状況が変わる可能性がある。ファーストチームへの定着を目前に控えた数名のタレントたちが台頭しているからだ。
ここでは、移籍市場で数百万ポンドを節約させる可能性を秘めた、2026年に注目すべき3人の若手選手を紹介する。
ルカ・ウィリアムズ・バーネット(Luca Williams-Barnett)
9月に行われたドンカスター戦の終盤に17歳でシニアデビューを果たしたルカ・ウィリアムズ・バーネットは、クラブのアカデミーが生んだ「次なる大きな希望」と目されている。
この17歳の攻撃的ミッドフィルダーは、昨シーズンからファーストチームでも活動しており、フランクの信頼を得てさらなる飛躍が期待されている。直近では、UEFAユースリーグのスラヴィア・プラハ戦で1試合5ゴールを挙げるという衝撃的なパフォーマンスを披露した。
スパーズのレジェンドであるポール・ガスコインに憧れるウィリアムズ・バーネットは、11月のU-17ワールドカップでもイングランド代表として輝きを放った。ハイチ戦では見事なソロゴールを含む2得点を記録し、その才能を世界に知らしめている。
フランクは彼のデビュー後、「16歳でデビューすることと、そこからファーストチームのレギュラーになることの間には、極めて高い壁がある。だが、最初の一歩は非常に重要だ」と語り、そのポテンシャルを高く評価している。
タイナン・トンプソン(Tynan Thompson)
タイナン・トンプソンは今年5月に最初のプロ契約を結んだばかりだが、すでにフランクの関心を引いている。先月のチャンピオンズリーグのPSG戦(5-3で敗戦)では、17歳ながらベンチ入りを果たした。
この俊足ウインガーはUEFAユースリーグで絶好調を維持しており、スラヴィア・プラハ戦でのハットトリックを含む、6試合で7ゴールという驚異的な数字を残している。
トンプソンの武器は、左サイドから得意の右足に持ち込む鋭いドリブルだ。縦への突破とカットインの両方が可能で、今シーズンは全公式戦で11ゴール4アシストを記録。決定力という点でも著しい進化を見せている。フランクが左ウインガーのファーストチョイスを固定できていない現状を考えれば、彼にチャンスが巡ってくる日が来るかもしれない。
