/火曜の夜のタンギ・エンドンベレとフランス発の喧騒と…

火曜の夜のタンギ・エンドンベレとフランス発の喧騒と…

エンドンベレはその攻撃面の改良において大きな役割を果たしているかもしれないが、それは試合の当日の彼を見ていてもすぐにはわからないかもしれない。

フランス人ミッドフィルダーは確かなスキルと試合の流れを変える能力を持っているが、この無口な若者は一方でモウリーニョがこれまで好んできた典型的な選手のタイプには合わないこともよく分かるだろう。

火曜日の夜の試合の前、他の控え選手たちがゆっくりとウォーミングアップを進めているなかでの彼の姿は、公園で友達たちが戯れるなかで一人の「物静かに佇む子供」のようだった。すべての能力を持っているが、周りの視線を気にかけて、あまりその能力を発揮したがらないような印象だった。

摂氏27度の夜の暑さの中でも、若いミッドフィルダーはビーニーハット(ニット帽)をつけたまま、ボールを使ったセッションをこなしていた。

その帽子のことはさておき、モウリーニョとコーチ陣がこの重要なダービーに向けてテンションを上げ、どの選手を起用しようかと熟慮するなかで、そののんびりとした姿勢が自身のプレー時間の確保につながるとは思えない。

試合中も同様、タッチラインでウォーミングアップをしなかった唯一のフィールド・プレーヤーがエンドンベレだった。

それが指示によるものだったのか、それとも彼自身の意思だったのかは定かではない。もし後者であれば、モウリーニョはすぐにそのことを公にしたのではかいだろうか。

「物静かに佇む子供」であったにしても、ピッチを横断するジョギングの自分の足を引きずっていたとしても、彼は試合後のウォームダウンに他の控えメンバーと一緒に参加していた。彼は参加していたのは間違いないが、そこで先陣を切って取り組んでいたわけではない。