/スパーズが最高の夏を過ごすための5つのポイント

スパーズが最高の夏を過ごすための5つのポイント

トッテナムの会長ダニエル・レヴィと監督であるマウリシオ・ポチェッティーノにとって、この夏の移籍マーケットをパーフェクトなものとする5つのポイントをまとめている。

 

1. ポチェッティーノの新契約へのサイン

ちょうど一年前に、新契約にサインをしたばかりではあるが、期待を大きく超える今季の尽力に対するダニエル・レヴィ会長からの報奨のひとつとして、ポチェッティーノには新たな5年間の新契約が提示されるのではとの噂がある。

もしも新たな契約への合意を取り付けることができたならば、それはダニエル・レヴィの神業といってもよいだろう。なぜならば、ポチェッティーノの周囲につきまとう様々な噂に終止符を打つことができるだけでなく、(昨シーズン、契約を破棄し彼がレアルマドリードへ行くようなことはなったが)彼が高い評価を受けながら、クラブの今後の戦略に対して満足しているということを指し示すことができるからだ。

ポチェッティーノが新契約に値するということは疑いようがないだろう。トッテナムをクラブ史上初めてのチャンピオンズリーグ決勝に導き、4シーズン連続でのトップ4の位置を確保したという事実は、彼の見せた熱い炎が心に焼き付くような、称賛に値する功績だ。

シーズンを通して新戦力の獲得はなく、他のどのクラブよりもW杯からの復帰が遅れた選手たちを数多く抱え、シーズンの最終月に至るまで本物のホームスタジアムですら戦うことができなかった。キャプテンの飲酒運転、そして代役のないムサ・デンベレの1月の退団。
キープレイヤーたちの度重なる負傷離脱に悩まされ、疲弊しきったチームは潤沢な資金を投入するライバルチーム達と闘うことを余儀なくされた。

ダニエル・レヴィは、ポチェッティーノの功績を十分理解しているはずであるし、彼を称え、新たに今後5年間のプロジェクトに向けて彼を繋ぎ止めておくことができれば、この夏で最大の契約といってもよいはずだ。

2. 何人かの選手の契約更新

クラブが新契約の合意を取り付けたいと考える相手は、ポチェッティーノに限った話ではない。
これまで毎年、夏にはいくつかの契約更新が実現してきた。昨年は、ハリー・ケイン、デレ・アリ、ハリー・ウィンクス、ダヴィンソン・サンチェス、ソン・フンミン、そしてエリク・ラメラといった選手たちが、新契約にサインをした。
今夏、最優先の交渉相手となるのは、契約の最終年度に差し掛かるアヤックス出身のトリオ、つまり、クリスティアン・エリクセン、ヤン・フェルトンゲン、トビー・アルデルヴァイレルトの3選手だ。

公には、いうべきコメントのみを話すものの、仮にどこかのクラブが2500万ポンドの買取条項を発動させれば、アルデルヴァイレルトがクラブを去ることになるということは、様々な要因が指し示していると思われる。

スパーズファンにとって最も喜ばしいのは、アルデルヴァイレルトが契約延長に合意することであるが、どうやらクラブやポチェッティーノにとって差し迫った関心事であるようには見えない。

フェルトンゲンに関しては、彼がクラブに残ることを望んでおり、親友であるムサ・デンベレを追って、好待遇が期待される中国リーグへの移籍などを検討していないということであれば、尚更ファンにとっては喜ばしいことだろう。

エリクセンの未来は、レアルマドリードがどれほどの興味を持って、彼を評価しているのかということにかかっているといえる。また、パリ・サンジェルマンもその状況には注視しているはずだ。もしもスパーズが彼との契約更新を取り付けることができれば、クラブの今後のプランに共鳴した彼の存在は、ポチェッティーノの新章に大きな土台を築くものとなるだろう。

そのパフォーマンスによって、新たな契約を勝ち取る選手たちもいる。ムサ・シソコの契約は残り2年となっているが、新契約に値する以上のプレーを見せている。ソンは昨季の契約更新からわずか1年しか経っていないが、素晴らしい好調を維持した。また、シーズン終盤での負傷離脱はあったものの、ウィンクスも同様に活躍を見せ、レギュラーの座まで上り詰めた。

ダニー・ローズは自身のかつての素晴らしいコンディションを取り戻しつつあり、またベン・デイヴィスも契約は残すところ2年となっており、いずれかが新契約を勝ち取ることは十分考えられる。一方で、ファン・フォイスもまた飛躍のシーズンを過ごし、契約更新オファーが提示されることは予想に難くない。

チャンピオンズリーグでの衝撃的な3発を含む、シーズン15得点という活躍もあり、ルーカス・モウラに1年半の契約延長をクラブが望んだとしても、まったく疑問はないだろう。

新契約は、クラブ内部に調和をもたらすだけでなく、活発な夏の移籍マーケットでの立ち回りに向けた安定した土台となるはずだ。