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VARオフィシャルがロチェルソのチャレンジに「ヒューマン・エラー」を認める

ストックリー・パーク(Stockley Park)に居を構えるVARオフィシャルは、チェルシーに2-1でトッテナムが敗れた試合でジオバニ・ロチェルソが退場とならなかったことは「エラーだった」と認めた。

スパーズのミッドフィールダーは、セサル・アスピリクエタへのチャレンジの際に足がボールをすり抜けたあとに、アスピリクエタの脛(すね)をシューズの裏で踏みつけたが、レッドカードやイエローカードの処分を受けなかった。

PGMOL(プロ審判協会:プロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャル・リミテッド)は、これをビデオ判定によるヒューマン・エラーに起因すると判断。ストックリー・パークでこの試合のVARを担当していたのはデビッド・クートだった。

なお、82分にロチェルソはメイソン・マウントへのチャレンジでイエローカードを提示されている。

試合後にチェルシーのフランク・ランパード監督は語っている。

「誰もがミスがあったことを知っていたよ。我々にはモニターがあり、それを見ることができたからね。私はレッドカードが提示されるのを待っていたんだ。あれは選手を危険に晒すタックルだったから、喜べるものではなかったけどね。こういったピッチ上の主審が観れていない場面の判定こそ、VARが導入された理由だったんだ。でも、現状は十分に機能してないよ」

オリヴィエ・ジルーとマルコス・アロンソのゴールが決まり、後半の終盤にアントニオ・リュディガーのオウンゴールによって点差は縮まったものの、チェルシーが試合に勝利した。

この判定でヒューマン・エラーが認められたにもかかわらず、ロチェルソにはこのチャレンジへの遡及的な処分は発生しない。

PGMOLの規則では、遡及的な処分は「試合の審判またはVARによって見逃された」出来事のみに限定されている。