/ダニー・ローズ、移籍の噂を否定しスパーズの強化を願う

ダニー・ローズ、移籍の噂を否定しスパーズの強化を願う

 

トッテナムの左サイドバックを務めるダニー・ローズは、この夏に自身がクラブを去るという憶測報道を否定し、プレシーズンからの合流を見据え、そこでベン・デイビスとのレギュラー争いに挑む意気込みを明かしている。

 

シーズンの序盤にザ・サン紙へのインタビューで、自身の価値に見合った給与を求め、引退までには北部のクラブでプレーしたいと明かしたことで、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティへの移籍願望ありと報じられたローズは、いまでもその将来が不透明なままである。

「(あのインタビューは)もう10ヶ月も前のことだよ。何も後悔はしていない。何一つ嘘は言っていないさ。でも、そんなことを言うべきでは無かったね。あれから誰もが前に進んだんだと思いたい。僕はここにいて、プレシーズンには戻ってきたいと思っている。僕とベン(デイビス)がフレッシュな状態でシーズンを迎えることができて、レギュラーのポジションを争うんだ。リーグ内のどんな相手だって、僕はやっていけるさ」

 

8月のインタビューではタイトルへの願望についても触れたローズ。そして、トッテナムの移籍マーケットにおける補強方針への疑問を呈したことで、2週間分の給与が罰金として科されていた。

しかし、今シーズンの最終節を終えた後のインタビューでは、マウリシオ・ポチェッティーノが自ら、かつてのローズのコメントを肯定するかのように、トップクラブへのチャレンジのためには「クラブは勇敢にリスクを取っていくべきだ」と発言している。

 

 

そのポチェッティーノのコメントについて、ダニー・ローズは次のように語っている。

「あのような発言をしたことで、自分は教訓を得たんだ。でも、監督が表立ってあのようなことを言ってくれるのは良いことさ。監督やコーチング・スタッフ、スカウトのスタッフ、そして会長が一丸となって、監督の望むものを与えることを僕は願っているよ」

「シーズン・オフに何があったとしても、僕は全面的に支持をするよ。僕らのチームを強化できるような良い補強ができることを願っているね。監督が言ったとおり、これから次のステップは来シーズンに何かを勝ち獲ることだからね」

「3位でフィニッシュできたのも素晴らしい功績だ。監督がニューカッスル戦の後に語った通り、38試合をアウェイで戦った僕らが今シーズンに成し遂げたことがどれほど大きいかを僕ら自身が理解する必要があるんだってね。今シーズンに僕らが成し遂げたことを誇るべきだし、この3年間も同じだよね」

「先日、こんな疑問を目にしたんだ。『スパーズは十分に成功しているか?』ってね。僕が何度も考えてきたことでもあるんだよ。周りが上手くいっていないから、僕らは上手くいってる?たった1シーズンだけだったら疑問にも感じるだろうけど、3シーズン続けてチャンピオンズリーグに出場を決めているわけだから、実績通りの成功をおさめてるよね」

「僕らがどれだけ頑張ってるのか誰も知らないのさ。38試合をホームから離れてプレーしたんだからとんでもないことなんだよ。これで来シーズンは飛躍して、何かを手にしたいと思うよ」

 

ワールドカップでイングランド代表の23人のメンバー発表を待っているローズは、近年、負傷による離脱を繰り返しているために、「負傷がちな選手」との汚名を付けられていることに全く納得していない。

27歳のローズは2017年1月に膝関節の靱帯を損傷し、さらに2017年12月から2018年2月の6週間も同じ患部を痛めて治療に専念することになった。最近では4月から5月にかけても脹脛の負傷によって離脱。今年になってからスパーズでの先発はわずかに7試合。イングランド代表で1試合となっている。

今週水曜にはイングランド代表のギャレス・サウスゲート監督が23人のワールドカップに挑むイングランド代表メンバーが発表される。この夏にローズの獲得を狙う他クラブにとっては懸念となっていることだろう。しかし、本人は負傷のことは大きな問題ではないと強調する。

「みんなが僕のことを『負傷がちな選手』だとか、『多くの負傷歴がある』と思っているみたいだね。でもそうじゃないんだ。僕は昨シーズンに負傷をして、3ヶ月間、手術を回避するためにすべてのことをやった。50錠の錠剤を飲んで、20回の注射を打ったんだけど、上手くいかずに手術が必要になったんだ」

「10月に復帰して、12月まではフィットしていたけど、タックルを受けて負傷をした。1ヶ月の離脱で、その後の3月に筋肉を痛めたんだ。2年間で初めての筋肉の負傷だったよ。だから今シーズンは2つの負傷をしたんだけど、周りは多くの負傷をしていたように思っている。まったくナンセンスだね」

「自分の出場のチャンスを忍耐強く待たなければいけなかった。我慢とメンタリティを前向きに保つことを強いられたシーズンだったね。僕が望んだほどはプレーできなかったけど、メンタリティは強くなったと感じているから、このシーズンをポジティブに受け入れているよ」

「もっとプレーできたら良かったと思うけど、それぞれのポジションを2人の選手が争っているわけで、それは僕がフットボールクラブに望む環境でもあるわけだからね」

シーズン終盤戦は強力なフォームを取り戻したローズは、5-4で壮絶な打ち合いに勝利した日曜のレスター・シティ戦で、ハリー・ケインの決勝ゴールをお膳立て。この夏のワールドカップでは、ユーロ2016の時と同様にサウスゲート監督のファーストチョイスとなることをローズは願っている。

「2016年の時から教訓を得て、みんなが成長できたと思いたいね。今回、僕が選ばれたら、周りの期待はよく分かっているし、その期待が僕らチーム全体を後押しできるはずだよ」

「あのユーロでの出来事はチームをより強固なものにしてくれるだろう。まずはグループステージを突破して、どこまでいけるか楽しみだね」

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