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トビー・アルデルヴァイレルト:長い旅路の果てのビラパークで

日曜、敵地でのアストンビラ戦で試合終盤の決勝ゴールによって3-2の辛勝を掴んだスパーズだが、トビー・アルデルヴァイレルトはこの試合で2つのゴールに絡んでいる。2日前にベルギーで妻の出産、息子の誕生に立ち会い、その後、嵐によって空路がかき乱されるなかでバーミンガムへと向かう長い旅路を強いられたために、試合への準備が十分にできていなかったようだ。

アルデルヴァイレルトは両軍のゴールに蹴り込み、さらにビョルン・エンゲルスとの空中戦に敗れてビラに2ゴール目を献上することになった。しかし、ソン・フンミンがアディショナルタイムに決勝ゴールを決めてスパ図を救い、スパーズの無敗記録を7試合に伸ばすとともに、うち5つの勝利するという好調を維持した。この日2ゴールのソンだが、1つ目はPKから生まれ、一度はキーパーのぺぺ・レイナに阻止されたものの、こぼれ球を自ら詰めるかたちで生まれた。このゴールで、ソンはプレミアリーグで50ゴールを達成した最初のアジア人になった。

今シーズンの序盤にバイエルン・ミュンヘンに7-2で大敗を喫して以来、アルデルヴァイレルトにとって最も脆さや軽率さを露呈した試合となってしまったが、彼は土曜日に徹夜して慎重に手配したロンドンへの「旅行計画」のためだったと、言い訳することができるだろう。

木曜日の朝にスパーズでのトレーニングを終えてベルギーに向かったアルデルヴァイレルトは次のように説明している。

「金曜日の午前3時に僕の息子が生まれたんだ」

「多くのことが起こった。もちろん、僕はとても幸せだよ。たぶん(その夜は)1時間ほど寝たね」

アルデルヴァイレルトは、金曜と土曜に妻のシェイニ、息子で新生児のジェイス、そしてお姉ちゃんとなった娘のアイラと過ごした後、土曜日にアントワープからバーミンガムに飛び、ビラ・パークでの試合の準備に合流することでスパーズのジョゼ・モウリーニョ監督と同意していた。

「監督と話し合っていたので、試合を欠場することはできなかった。そういうプランだったからね」

「嵐があるなんて知らなかったんだ。その悪天候のため、僕の飛行機は飛べなくなってしまて、アントワープからブリュッセルまで車で行って、ブリュッセルからロンドンまで電車で行って、それからロンドンからバーミンガムまで車で行ったんだ」

「8時間の旅行をしたようなものさ。土曜日の夜にチームに参加できたんだ。それから日曜日にプレーした。難しかったよ。(パフォーマンスの)言い訳にしたくはないね。もちろん、ちょっとした原因かもしれないけど、3ポイントにはとても満足している。チームが助けてくれたおかげさ」