/ルーカス・モウラ:犯罪と隣り合わせの幼少期から抜け出して得た『神様の贈り物』

ルーカス・モウラ:犯罪と隣り合わせの幼少期から抜け出して得た『神様の贈り物』

 

「サンパウロは10年前よりも悪化している。暴力が酷くなってるんだ」

「両親と兄弟は同じ場所には住んでないけど、友だちやいとこがまだそこに住んでいる。ブラジルに帰った時は彼らを尋ねるんだけど、驚くことがあるよ。夜になると車両強盗が頻発している。本当に大変な状況なんだ」

「もちろん、心配しているよ。両親は今は良い家に住んでいる。でも、ブラジルだし、サンパウロだ。ここ(ロンドン)にいる時は、いつも彼らのことを考えている。本当に危険な場所だからね。こことはまったく違うよ。夜だってストリートを出歩くことができる。そういう生活だ。でも、僕は神様を信じ、家族へのご加護を信じている。僕が上手くいかない時、たとえばパリでの最後の6ヶ月間みたいに出場機会が無い時は、神様が僕の拠り所だったんだ」

パリ・サンジェルマンでの最後の6ヶ月。2017年の夏に親友であるネイマールが加入したことによって、ルーカスに与えられた機会は途中出場からの6試合のみ。その結果、1月に2450万ポンドでスパーズに移籍することになった。