/ルーカス・モウラ:犯罪と隣り合わせの幼少期から抜け出して得た『神様の贈り物』

ルーカス・モウラ:犯罪と隣り合わせの幼少期から抜け出して得た『神様の贈り物』

 

「僕はストリートでいっぱいフットボールをしたんだ。僕の夢はフットボーラーになることだった。だから僕は悪い道に進まずにすんだんだ。いつも自分の夢を実現して、家族みんなで違った人生をすごせるようになると信じていた。両親が僕に正しい道を示してくれたんだ。親の教育とフットボーラーになる夢のおかげで、道を踏み外さずに来れたんだ。いつも頭の中でフットボーラーになりたいって思い続けてたから、他のことをしているなんて想像もできなかったね」

 

 

その才能のおかげで、元美容師の母と工場勤務の父に両親、そして3人の兄弟は、サンパウロのより豊かな地域に引っ越すことになったが、それでもルーカス・モウラは家族の身の危険を気にかけ続けることになった。

日が沈んだ後のトッテナム、駐車中の車の後部座席に座ったルーカスにこのインタビューを行った。50人の子どもたちへのサイン会と写真撮影の求めに、ルーカスがようやく対応し終えた後だった。くつろいだ様子で座っているルーカスだが、まだ家に帰る時間では無いようだった。