/ルーカス・モウラ:犯罪と隣り合わせの幼少期から抜け出して得た『神様の贈り物』

ルーカス・モウラ:犯罪と隣り合わせの幼少期から抜け出して得た『神様の贈り物』

幼少期に犯罪と隣り合わせの生活を過ごしていたルーカス・モウラを救ったのはフットボールだった。

 

トッテナム地区のフェリー・レーン・エステイトの一角で、ルーカス・モウラが故郷サンパウロのストリートでの暴力からの逃避について語ってくれた。スパーズのフォワードは、フットボールを通じて子どもたちに正しい道を歩ませるためのトッテナム・ホットスパー財団のプロジェクトに協力するためにこの場所を訪れていた。フットボールが子どもたちを救うことができるということを、ルーカスは身をもって熟知している。

26歳のルーカス・モウラはブラジルの最も危険な都市の貧困地域で育った。そこは、長年、南アメリカで最も殺人発生率の高い地域という不名誉な記録を持った場所だ。フットボールが彼にとっての隠れ家だった。

「若い頃は本当に大変だったんだ。暴力やギャング、銃やドラッグと問題だらけだったからね。犯罪と隣合わせの日々だった」

「犯罪活動を選んだ友だちもいたよ。今は刑務所に入っている友だちもいるし、死んだのもね。悪い道を進んでしまったんだ」