/【コラム】ジャーメイン・ジーナス:夏の移籍マーケットの評価と残された課題

【コラム】ジャーメイン・ジーナス:夏の移籍マーケットの評価と残された課題

Match of the Day

今月、もしトッテナムがクリスチャン・エリクセンに5000万ポンド以下で獲得オファーを受けても、エリクセンを引き留めておくべきだ。たとえ彼が来年の夏に何のためにも出発しないことを意味するとしても。

エリクセンのチームにとっての重要性は、土曜日のアストンビラとの勝利で改めてはっきりした。彼はスパーズが1-0のリードを許した時点でピッチに入り、最後の30分間プレーした。

デレ・アリが負傷し、ソン・フンミンが出場停止だったことは分かっているが、試合に立て直すためにはエリクセンが必要だった。私にとって、彼はトッテナムの他の選手とは違う何かをチームに与えていた。

アストンビラ戦のスパーズの先発メンバー

スパーズは、選手の補強に関しては夏の移籍マーケットが非常に良かったが、エリクセンをはじめとする一部の選手を失うことになれば、チームの強さに関する私の見方は変わるだろう。

昨シーズンの後半、プレミアリーグの戦局が崩れたのは、スパーズのチーム戦力に厚さがなかったからだ。スパーズはその改善に動いているが、エリクセンのような本当に重要な戦力を今放出することになれば、それが無に帰することになる。エリクセンを失うことがどれだけ大きな打撃になるか、それはどんな報酬であっても補えないほどの代償に繋がりかねないだろう。

ボクシング・デー(12月26日)時点。昨シーズンの前半戦でスパーズは2位だった
しかし、13敗を喫したスパーズは首位シティと27ポイント差で終わった

エリクセンはマウリシオ・ポチェッティーノのもとでトロフィーを獲得する可能性を見出すために非常に重要であり、私は彼がスパーズに残ることを望んでいる。

スパーズは先週のローンでジオバニ・ロチェルソを獲得したが、これをエリクセンの後任と見ているかもしれず、であれば適切な獲得オファーがくれば彼らはそれを受ける準備ができているのだろう。それでも、彼が残るならスパーズずっと強くなるはずだ。

ロチェルソはゴールを演出し、自らも得点ができる非常に才能のある選手だが、彼がプレミアリーグに来て、ゴールやアシスト、創造的なプレーの面ですぐにエリクセンのレベルになることを期待するのであれば、その期待は過剰だ。

2013-14シーズンからエリクセンが作ったチャンスは550回でリーグ最多

今のところはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、アーセナルよりも優れていて、エリクセンが去った場合でもトッテナムはトップ4入りするだろう。しかし、スパーズはこれまで懸命にチームを現在の地位に押し上げてきた。