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スパーズがシティとリバプールを抑えてプレミアリーグで最も価値のあるクラブに

2018-19シーズン通算でプレミアリーグのクラブを総合すると3億8400万ポンドの損失を出しており、これらの査定はクラブの財務の健全性の全体像を表してはいない。

トップリーグの半数以上のクラブ(11クラブ)はその収入の最低でも75%を放映権料に頼っている。昇格組にとって順位の上位に食い込むことはもはや収益的には必須ではないのだ。

例をあげると、ボーンマスの収入は2012-13シーズンのリーグ・ワン時代と比較して1億2300万ポンド上昇したが、同時に選手にかかる支出も1億3400万ポンド上昇した。クリスタルパレスの利益(=収入から支出を引いたもの)もプレミアリーグに昇格してから年々減少しており、2018-19シーズンにはマイナス3890万ポンドとなった。

フットボールにまつわる金銭が今こそホットな話題となっている。この国の多くのクラブが、コロナウイルスのパンデミックのせいで試合が開催できなくなり、下落の一途をたどるという現実に直面しているからだ。

Despite winning the Champions League and increasing their overall value, Liverpool (£1.627bn) still lag behind both Spurs (£2,567bn) and Manchester City (£2,186bn)
チャンピオンズリーグ制覇で成長を続けるリバプールだがスパーズとシティには及ばず

クラブの価値は、このからの時期一方通行で大打撃を受けるだろう。移籍マーケットでは潜在的な買い手(補強できるクラブ)は減少し、クラブにとって収入を生み出すという意味では不確実さが増すばかりだ。

マグアイア氏は、フットボール界の倦怠感は続くだろうと見ている。それは間違いなく、今後何年もの間、財政状況の調査研究に影響を及ぼすだろうと。

当然、より弱小な組織が最も厳しい状況に陥ることになる。マグアイア氏はこう付け加えている。

「マンチェスター・ユナイテッドやユベントスなどのような株式上場しているクラブの株価は、年初から20〜30%下降しています」

「これはよく知れたブランドの様なマーケティングや評判による力を持っていない小規模クラブにとって、より大きな打撃となっているものと思われます」