/ジョゼ・モウリーニョ率いるトッテナムがいかに内部崩壊しているかを示したソン・フンミンの悲哀

ジョゼ・モウリーニョ率いるトッテナムがいかに内部崩壊しているかを示したソン・フンミンの悲哀

マンチェスター・ユナイテッドとの試合の後、ソン・フンミンがトッテナムのクラブ専用メディアのインタビューした光景とその発言を見る限り、ジョゼ・モウリーニョが作り出したドレッシングルームは絶望的な雰囲気に包まれているようだ。

いつもは明るく前向きなソンだが、日曜日のホームでのマンチェスター・ユナイテッド戦の試合後にその試合への評価を聞かれると、心が折れたような表情を浮かべた。その惨めさは、先月の敵地でのディナモ・ザグレブ戦でウーゴ・ロリスが「恥ずかしい」と言って怒りを抑えながら語っていた光景と同じように感じられた。

モウリーニョのこれまでの仕事は、怒りと絶望、そして次の段階として無気力になるという、同じような段階を経る傾向があった。

2週間後に迫ったカラバオ・カップのファイナルでの勝利を機に、モウリーニョはいまもスパーズでの巻き返しを図っているが、ソーシャルメディアでの情勢と、多くのスパーズ・ファンはすでに無感覚の状態に陥っている。このような状況の中、スパーズの今シーズンは、リードを保てず、モウリーニョのネガティブな発言が繰り返されている。

モウリーニョの前任者であるマウリシオ・ポチェッティーノは、トッテナムの上層部がソーシャルメディアの喧騒をあまり気にかけるべきではないと説得するのに苦労したが、サポーターがスタジアムから締め出された現状では、ネット上の不平不満がクラブ上層部の圧力になるのかは、大いに疑問符が灯る。

他のトップクラブ同様、スパーズはソーシャルメディアを注意深く監視しているが、ツイッターがスタジアムを根底から揺さぶることはないし、インスタグラムがトレーニング場の脇に陣取って質問を投げかけてくることはない。

サポーターの大半はソーシャルメディアを使ってクラブに対する意見を表明しないため、ネット上の圧力は「ファンの一部の声」として、真のプレッシャーと受け止めるべきではない扱われ、経営トップは簡単に無視してしまう。

無観客のスタジアムが続いていることで、現在のスパーズには奇妙な漂流状態にあり、試合を観に来たサポーターによる監督や選手に対する真の反応を測るのは難しい状況になっている。