/1年前のアヤックス戦の奇跡。今、初めて明かされるいくつかの逸話

1年前のアヤックス戦の奇跡。今、初めて明かされるいくつかの逸話

デレ・アリ

「力の限り、信じ続けてゲームプランに沿うように言われた。誰もができるだけ冷静さを保つようにしていたよ。その45分間に出来る限りの全てのものを注ぎ込まなければと分かっていたんだ」

ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)

「このままやり続けようとみんなで言い合っていた。気持ちは充実していたし、より強い高揚感や喜びがあった。でも集中し続けようとしていたよ。『あと45分だ。このまま行くんだ。行こう。やり続けるだけだ。僕らが試合を支配している。始まりからここまでやってきたことを続けるだけだ。出だしから点を取りに行こう』。それが僕らが考えていたことさ」

ハナ・シェリダン(スパーズ主任栄養士)

「ルーカスがピッチに戻るときに最後に言っていたのよ。ルーカスはいつもポジティブで何でも可能だと信じているから、そのときも当然そういうことを言った。みんなの背中を叩きながら『前を向こうよ、みんな。やってやろうぜ』ってね。彼は全てが終わるまで決して諦めないのよ。あの日、証明したでしょ。チームの中でもひときわ輝いている選手ね」

ダニー・ローズ

「アヤックスの選手たちは、試合は決着したと思っていた。ハーフタイムを見てみると、僕らは審判からピッチに出るように言われてそうしたんだ。アヤックスはたっぷり2〜3分は僕らを待たせたね。それは慢心の表れだよ。ゲームは終わったと思っていたんだ」

「僕らはそれが間違いだと見せつけたね。彼らに打撃を与えて、僕らを退けるためにはその夜の3点目が必要になるだろうと分かっていた。後半に彼らのシュートがポストを叩いたのを覚えているよ。得点することができなかった。傲慢なことが悪いとは言わないよ。でも上手くいかずに逆の方に行くと、滑稽に見えるね」

ダレン・フレッチャー(BTスポーツのコメンテーター)

「ハーフタイムにスタジアムでは『心配するなよ。だいじょうぶさ(Don’t Worry Be Happy)』(ボブ・マーリーの”Three Little Birds”の歌詞)って曲を流していたね。選手たちがピッチに出てきたときも曲を止めなかった。後半の10分くらいまでかけていたよ。スタジアムのビッグスクリーンでは、映像はこの歌を歌っている観衆の中のアヤックスのレジェンドを映していた。『まだ35分あるのに』と思い始めてきたよ。『ちょっと先走りしすぎじゃないか』とね」

ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)

「ボブ・マーリーの曲? ああ、チームがピッチに出るときにはいつも歌っているよ。アンテムみたいなもんだね。リラックスできるし本当にいい歌だよ。ピッチに出るときにはチームは上々だ、全ては上手くいっていると信じているからね。みんな落ち着いて、ファンのみんなとも気持ちは通じている。彼らがこの歌を歌ってるのはいいね。ハーフタイムにはいつも歌うんだ」

「毎試合、いつもそうだよ。だからそんな(浮かれすぎて悪運を招いた)ことはないさ」

ダレン・フレッチャー(BTスポーツのコメンテーター)

「ハーフタイムには、彼らはこれで勝ち抜けたと思っている雰囲気が明らかに感じられた。そういうムードだったよ。我々の周囲で交わされた英語の会話は、決勝でリバプールと対戦することにアヤックスのファンがどれほど興奮しているか、というものばかりだった」

「試合中のコメントでは何も言わなかったが、だんだんこういう思いが沸き上がってきた。『スタジアムのこの楽観的過ぎる雰囲気はアヤックスの選手たちに影響しないだろうか?』、『 彼らのパフォーマンスを5%でも落とすことにならないだろうか?』ってね」

ルーカス・モウラが55分と59分にゴール。この試合で2-2となり、あと1ゴールでアウェイゴールによってスパーズが勝ち越せる戦況に。1点目のビルドアップの中で、ローズはデ・リフトにナツメグ(股抜き)をお見舞いしている。

Tottenham Hotspurのルーカスのハットトリック