/1年前のアヤックス戦の奇跡。今、初めて明かされるいくつかの逸話

1年前のアヤックス戦の奇跡。今、初めて明かされるいくつかの逸話

ダレン・フレッチャー(BTスポーツのコメンテーター)

「翌日、こんなとんでもないことがあったんだ。飛行場に向かうタクシーの中で、あるツイートを見た。スキポール空港のアナウンスでは『モウラの3ゴール目のコメントだけ流すべきだ、いずれにしてもそれしか聞こえてないだろうから』って言うんだ」

「飛行場に着いたら、正にその通りだった。そこにいるほとんど全員が、携帯で試合の色々なゴールシーンを見ている音声が聞こえてくる。座って軽い朝食を取ったが、そのときもだ。搭乗で並んでいるときでもだよ。2、3人に一人はそれぞれ違ったゴールを見ていたね。まるでトッテナム・パーティのようだった」

ハナ・シェリダン(スパーズ主任栄養士)

「まだあのときのことを思いだすわ。何度も何度もね。あまり考えすぎると、きっとまた眠れなくなるわよ」

「ただただチームのことが誇らしくなるの。ハーフタイムではあんなに難しいチャンレンジで、ほとんど不可能に見えたのに。あの興奮は、思い出すと緊張しすぎるくらいよ。あの最後の数分間のピリピリ感はね」

アダム・ネイサン(トッテナムのシーズンチケット・ホルダー)

「いつ思い出してもニヤニヤしてくるし、これから先もずっと、あのゴールを見れば気分がよくなるだろうね」

「いつもあの場面を思い出すよ。一番気に入っている写真は、試合終了のときに撮った僕たちのセレブレーションだ。グループみんな一緒に座ってね。僕と父、彼の一番の親友、僕の親友三人、そのうちの一人のお父さん、そして彼の親友の一人。僕らは20年もスタジアムのシーズンチケットで一緒にいるんだ。アウェイにも一緒に出向いている。あっちへこっちへ東へ西へ、一緒に国中を旅している。そのときは僕らの時間と感じたね。それこそが究極、アウェイの旅の目的なんだ。もちろん最後にトロフィーを獲れれば素晴らしいんだろうけど、大事なのは近しい仲間と勝利を祝う瞬間だよ」

ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)

「あのときのことは考えないようにしてるが、蘇ってくるかと言えばイエスだ。試合の全部が蘇ってくるよ。思い出すたびに、苦々しいものを感じる。忌々しい記憶だね」

「何度も何度も思い返したよ。もし僕らが決勝に進出していたら、優勝していただろう。僕らの躍進ぶりから言ってね。個人的には僕らがそうなるはずだった。もちろん決勝は五分五分だけど、決勝にでればチャンスは大きかったと思う。全てかゼロかなんだ」

ダレン・フレッチャー(BTスポーツのコメンテーター)

「『あの試合はリバプール対バルセロナよりも上だったか?』とよく聞かれるよ。ドラマという点ではあのスパーズの試合のようなものは、この目で見たことがないね。彼らは『死に体』だったんだ。葬られ全ては終わっていた。終わっていたのに、実質試合の最後のキックで何とか自分たちを引き戻したんだ。失点せずに3ゴールを決めなければいけない状況でね。私が見た中で最高にドラマチックな試合だった」

ダニー・ローズ

「決勝に進むために僕らは本当に一生懸命にやったんだ。そのシーズンだけじゃなく、マウリシオの指揮下の何年かを通してね。だからそれは僕らが受けてしかるべき報酬だよ」

「僕らが辿った道は、グループステージで3試合を終えて1ポイント、バルセロナへ乗り込んで結果を出した、そしてマン・シティと2試合を戦い、彼らがホームで4点も決めたのに、それでも僕らはなんとか勝ち抜けた」

「それからアヤックス相手にホームで1-0の劣勢、そしてアウェイでトータル3-0になった。それでも勝ち抜けた。一番難しい旅をして、決勝に辿り着いた。でもその場に立ってみれば、疑いの余地なく僕らはそこにいるに相応しいように感じたんだ」

ギャリー・リネカー

「この夜は、これまでのトッテナムの夜でも最高のものの一つだと思うね。トッテナムは他のクラブのような経済面でのジャイアントではない。それに長い間優勝していないという事実を思えば、彼らの最も偉大な瞬間の一つであるに違いないよ。今までで一番、トッテナムらしくない夜だった」