/1年前のアヤックス戦の奇跡。今、初めて明かされるいくつかの逸話

1年前のアヤックス戦の奇跡。今、初めて明かされるいくつかの逸話

ロス・ジョンストン(スパーズ主任分析官)

「全員が集まったら監督が『みんなでファンに向かって走って行って、セレブレーションをやろう』と言ったんだ。僕らは一列に並んで走り出した。僕の頭に浮かんだのは『トッテナムだし、クリンスマンをやるしかないかな?』ってこと。走ってダイブして胸で滑って行くやつさ」

「聞いてみることもしなかった。ただ走ってジャンプして胸で平らに倒れ込み、起き上がってセレブレーションしたんだ。後になってみんなこう聞いてきたんだ。『なんで転んだんだ。信じられないよ』、『転んじゃないよ。クリンスマンをやったのさ』。幸運にもBTスポーツがちゃんと録画してくれていたから、少なくとも証拠はあるね。今でも何でみんなやらなかったのかと思うよ」

「控室に戻ってからは、お互いありがとうと言ってハグをし合った。これは現実なのか? 僕はルーカスと一緒に写真を撮った。彼は、何処にもやらないぞとばかりにマッチボールを抱えていた。ボールを持たせてくれるかと聞いたら、ダメだと言われたよ」

デス・ケリー(BTスポーツの上級レポーター)

「スタジアムを出て全員が近くのホテルに集まったよ。バーに行くとグレンはもうそこにいて、私はビールをいくつかオーダーした。グレンは飲みものに囲まれていたね。ワインのボトルやビールがグレンの周りで山となっていた。ホテルにいるトッテナム・ファンなら、もちろん誰もが彼にビールを買うだろう。それで彼は酒に囲まれていた。だから私は、酒に囲まれて祝っている彼を写真に収めたんだ。彼が自分の心臓医に写真を送れるようにね」

ダレン・フレッチャー(BTスポーツのコメンテーター)

「僕らはピザとビールで締めたね。グレンが戻って来て、『ここに居合わせてあの場面を見ることができ良かった』と言った。ミスター・トッテナムは昨年経験した苦難を乗り越え、スパーズが奇跡を起こしチャンピオンズリーグの決勝に進出するのを見るに至ったんだ。それでまた、その夜の奇跡がいっそう格別なものになったね」

ロス・ジョンストン(スパーズ主任分析官)

「帰路の飛行機の中は、純粋に興奮に包まれていた。午前3時ごろイングランドに着いて、普通はああいう舞台であんな気の張る試合の後では、みんなぐったりでスタッフは眠ってるんだ。でも、そのフライトではみんなまだ起きていて興奮で元気一杯だったよ。やり遂げたことを祝って歌っていた」

ハナ・シェリダン(スパーズ主任栄養士)

「飛行機に乗るとすぐに飲み物と軽食が出された。7〜8時間食べてなかったけどアドレナリンのおかげで空腹は全く感じていなかった。選手にはスムージーと食べ物を取れるようにしたわ」

ロス・ジョンストン(スパーズ主任分析官)

「試合の映像ををラップトップに収めていた。当然その時には誰も携帯を繋げられなかったから、みんな僕の所にきて口々に『あの場面を見れるかな?』、『ゴールシーンを見返せる?』と言った。そしてセレブレーションのシーンを見るだけで長い時間をかけたよ。ビクターなんかは、膝の怪我あがりでほとんど歩けないのに、それでも試合が終わったときにはピッチに突進してるんだ」

「10回も20回も見返したね。見返すたびに違った選手を追っかけて、その選手の反応を見て楽しんだよ」

ハナ・シェリダン(スパーズ主任栄養士)

「ロンドンに戻ってその夜は『ロッジ』に泊ったの。トレーニングセンターにある、私たちのもう一つの我が家みたいなものよ。そこに泊った方がよく休めるからね」

「よく覚えているわ。そこに着いて周りを見回しても、みんな『一体どうやって眠れって言うんだ?』って感じだった。午前4時頃でとても遅かったのよ。私はスタッフとテキストメッセージで『普通じゃないわ。誰か眠れてる人っている?』というようなメッセージを交わし合っていた。絶対選手たちも同じだったと思うの」

「翌朝は、きっと2時間ほどしか眠れてなかったわね。でも完全に元気いっぱいだった。たっぷり数日間は眠れない日が続いたわよ。本当、落ち着くのに3〜4日はかかった」

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