/ジャーメイン・ジーナス:シティが勝つべき試合だったがこれでトップ4争いは混迷へ…

ジャーメイン・ジーナス:シティが勝つべき試合だったがこれでトップ4争いは混迷へ…

日曜日のトッテナムの勝利の背後にあるスタッツは、それが新たなジョゼ・モウリーニョの卓越した手腕を示唆しているかもしれないが、実際のところ、それはマンチェスター・シティがチャンスを逃して自滅した物語だった。

確かに、序盤のスパーズは非常に堅実で強固に見えた。これは、モウリーニョがこういったビッグゲームで自身のチームに好んで採用する戦術だが、シティはいつも通りにそれを打ち破っていった。

スパーズは気概を示し、いくつかの大きな場面で何とか踏みとどまった。言うまでもなく最大のピンチは前半のPKの場面で、ウーゴ・ロリスのPKセーブによってこれを乗り切った。そこで彼らは「自分たちの日」であると信じ始めたかもしれない。

しかし、シティが通常どおりにゴール前で冷静で冷酷であったなら、スティーフェン・ベルフワインが63分にスパーズの最初のシュートで先制ゴールを決めるずっと前に、シティは試合を終わらせていただろう。

自分のチームが長い間厳しい劣勢に立たされながらも勝利を手にするといった、このような試合をかつて私も経験したことがある。

試合を終えたときには「イエス、僕らは一生懸命に頑張って、深く引いて何とか守り抜き、何らかの結果を手に入れるだけのプレーをしたんだ」と考えているだろうが、少し時間をおいて再び試合を見直すと、いい気になっていただけだったことに気づくはずだ。今、ここでスパーズがそうなっているように。

現実には、オレクサンドル・ジンチェンコのレッドカードが試合の明暗を分ける前に、少なくとも2つのゴールがシティに生まれていなかったことこそがただただ幸運であって、加えてあの先制ゴールも不意に生まれたものだったのだ。

タンガンガは「今日はそこから動いてはいけない」

就任当初のジョゼ・モウリーニョが築き上げた結果を考えれば、シティ戦で採用した戦術を責めることはできない。

彼は自分のチームがゴールを決めるだけの力があることを知っていたので、自由にプレーをさせていたし、それで就任から最初の数週間はあたふたしながらもゴールを量産することで結果を出していった。

だが、それが続くことはなかった。彼の頭の中では、「もう限界だ」と感じたのだろう。特にハリー・ケインが負傷で離脱したことによって、彼は自身のチームがゴールを決められるとは考えなくなり、「負けないチーム」を作り始めた。それが日曜日のシティ戦でのトッテナムのアプローチとして明確に出ていた。

たとえば、左サイドバックのジェフェト・タンガンガだ。彼は「お前は今日はそこから動いてはいけない」と指示を受けていたのだろう。試合中、ずっと彼はディフェンスラインに留まっていた。

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