/トッテナムがタンギ・エンドンベレに抱く長期的な貢献への期待

トッテナムがタンギ・エンドンベレに抱く長期的な貢献への期待

彼らの誰もがこの状況に満足していないだろうが、実際のところスパーズの守備は組織としてタイトになっていて、モウリーニョ曰く「守備の方法とお互いの信頼関係を築くことでチームに自信を回復させる」のが上手くいっているように思われるし、となればその次には「攻撃面の改善」に着手が進むだろう。

エンドンベレの現状と同様に、スパーズは以前にも、若い才能ある選手が出場機会を得られずに不満を吐露するといった状況に陥ったことがある。

ブンデスリーガからやってきたソン・フンミンは、スパーズ加入後の最初のシーズンにイングランドで困難に直面したが、そこでも他ならぬポチェッティーノは確信を持ち続けていた。

さらに年長でプレミアリーグでの経験があったムサ・シソコもまたスパーズでの最初の18ヶ月間はクラブ記録となる移籍金に見合った活躍ができずに苦労したが、今ではトッテナムのキーマンとして活躍している。

近年のトッテナムの最大のスターであるギャレス・ベイルでさえも、加入当初は大きな壁にぶつかっており、「出場するとスパーズが勝てない」という負のジンクスを1年超に渡って背負わされることになり、後に世界的大スターとなる逸材をローンでの放出することまで検討されていた。

スパーズの移籍マーケットでの補強方針は、リスクを最小化できる若い選手の獲得に向けられている。高額な移籍金であればあるほど、その選手が長期的にクラブに大きく貢献し、ビジネスの観点からは価値が上がるだけだという信念を持っているからだ。