/これから6300万ポンドのタンギ・エンドンベレをどうするのか…

これから6300万ポンドのタンギ・エンドンベレをどうするのか…

タンギ・エンドンベレはトッテナム・ホットスパーのゲーム・チェンジャーとなるはずだった。マウリシオ・ポチェッティーノのパズルの最後のワンピース。スパーズがトロフィーを獲得するための最後の一歩を踏み出すために背中を強く押す男に…。

昨シーズン、リヨンで大活躍し、特にチャンピオンズリーグの舞台で印象的なプレーを披露した23歳は、夏にクラブ記録となる6300万ポンドの移籍金でスパーズにやってきた。

フランスの『L’Equipe』紙のインタビューでスパーズ加入当時のエンドンベレは次のように語っている。

「僕にこれだけの大金を投資してくれるってことは強い意思表示だよね」

「僕にとってトッテナムはヨーロッパのビッグクラブだよ。次のレベルに到達するための最適な選択だね」

「スパーズには世界最高のコーチ(ポチェッティーノ)がいる。彼が獲得を望んでくれたという事実だけで、心から彼のもとでプレーしたいと思わせてくれるんだ。彼のおかげで、僕の決断は簡単だったよ」

そしてエンドンベレはしっかりとプレシーズンをこなして、デビュー戦となったアストンヴィラ戦でゴールを決めるなど、スパーズでのキャリアを完璧にスタートさせた。しかし、8月のあの暖かい日から、事態はあっという間に悪化してしまった。

怪我のせいで新たな環境への適応期間に影響を与え、そのパフォーマンスは徐々に悪化していった。

リヨンでのプレーを特徴づけていたダイナミズム(力強さ)は消えてしまった。ボールが近くにないときや足元にないときには、まるっきり無気力で試合に無関心になっているようさえ見えた。