/トッテナム・ホットスパーの躍進の最大の功労者であるダニエル・レヴィとは何者か?

トッテナム・ホットスパーの躍進の最大の功労者であるダニエル・レヴィとは何者か?

トッテナムの躍進で称賛を集めるダニエル・レヴィの秘話が、歴史的なチャンピオンズリーグ決勝を前に、ここに語られる。

 

長年に渡ってなされた計画と準備の末、6月1日にこの上ない成功というクライマックスを迎えることになるかもしれない。

トッテナム・ホットスパーは、6月1日にクラブ史上初めてのチャンピオンズリーグ決勝を迎える。

今月初めアヤックスをこの上なくドラマチックな形で倒したトッテナムは、マドリッドにてチャンピオンズリーグの優勝カップを懸けてリバプールと対戦する。

その結果の称賛のほとんどはマウリシオ・ポチェッティーノ監督に向けられるものだが、スパーズのダニエル・レヴィ会長もまたクラブにとって常に重要な役割を演じて来た存在だ。

ダニエル・レヴィとは如何なる人物か?ここにその答えを記載する。

 

ダニエル・レヴィとは?

レヴィは1962年2月エセックスにて生を授かり、生涯にわたってスパーズのサポーターである。

1985年にケンブリッジ大学を、経済学および地勢経済学の学部を最高優等学位で卒業。

現在57歳。プレミアリーグに在籍するフットボール・クラブの会長としては最長任期を記録している。

 

レヴィは如何にしてスパーズの一員となったのか?

幼少期からのスパーズファンであったレヴィーは約20年前、2000年の終わりにスパーズという組織に加わった。当時のオーナー、サー・アラン・シュガーからクラブの株を譲り受けることを承諾した。

レヴィーが1995年から代表取締として従事していたエンターテイメント企業グループのENICは、スパーズの買収を成立させたのだ。

2000年12月に非常勤取締役としてスパーズの経営陣に参画したレヴィは、2001年2月にENICがスパーズの株の29.9%購入が成立した後に非常勤会長に就任している。

この契約成立時に、やはりスパーズ幹部であったデイビッド・ブッチャーは副会長の職に任命されている。その任務は、日々のトッテナムの運営に加えて、スパーズにおける総括的なクラブ戦略の構築に関しての特別な責任を負うものであった。

しかしながらその年の10月、組織改編が告知されレヴィとブッチャーはそれそれの役割を交替した。

最初の契約時29.9%の株を購入して以来、ENICはその比率をおよそ85.6%まで伸ばしている。

昨年の6月時点で、レヴィとその家族は、クラブの親会社であるENICグループの約29.4%の株を所有している。

 

スパーズにおいてレヴィはどんな影響を及ぼしてきたか?

極めて単純な話だ。レヴィはクラブに大改革をもたらした。

10年にわたる計画と建設期間の末に、2019年4月にトッテナム・ホットスパー・スタジアムが正式がオープンした。それはスパーズを世界規模の勢力にするというレヴィの野心の輝かやしき絶頂を表している。総工費は10億ポンドにまで上っていた。

レヴィのこれまでの在任期間の前半(2000年から2010年)でスパーズの獲得した唯一のトロフィーは2008年のリーグカップのみである。リーグでの成績は時に良く、時に悪くで、トップ6で終えたのは2度しかなかった。

対照的に2010年以降の記録となるとトップ6から外れることは失敗と見なされている。以前はライバルたちを羨ましく見ていたチャンピオンズリーグ出場権は、瞬く間にスパーズの主目標となった。

ここ2年間、選手の売却により何千万ポンドと言う利益を獲得しておきながら新規補強に一銭も費やしていないことで、レヴィは批判に晒されている。

実際、2017-18シーズンはうなぎ登りの収入と徹底した経費管理の下、税引前の額で1億5700万ポンドの利益をあげている。

だが、スパーズの収益表をさっと見れば明らかだが、新スタジアム建設費用に充てられた4億6000万ポンドの長期借入金がある。

 

スパーズに関してのレヴィの声明

今シーズン最終戦のエバートン戦を前に、レヴィがしたためたファンへのオープンレターのなかで、かつてないほどにそのクラブへの情熱を熱く語っている。

「今シーズンのプレミアリーグは、クラブの歴史上もっとも壮大な事象の一つとなりました」

「マウリシオとチームを努力をとても嬉しく思います。このチームは称賛に相応しく、本当に素晴らしいスピリットを有していると証明してくれました」

「私たちのファンに喜びと高揚感を与えてくれたことを、彼ら自身も感じてくれることを願います。私たちはチーム全員を心の底から誇りに思っています」

「どんな人物でもであっても、このようなことをたった一人で成し遂げることはできません。我々の強味は全員が一丸となって一つの目標に進むことで、それが成功をもたらすのです。世界中のファンも含め、我々の一人一人がこのチームの一員であると、私は思っています」

 

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