/マウリシオ・ポチェッティーノ、エバートン戦に向けての記者会見

マウリシオ・ポチェッティーノ、エバートン戦に向けての記者会見

 

木曜、トッテナムの監督の記者会見での全コメントを掲載。

インターナショナル・ブレイクによる一時休止の後、プレミアリーグの再会を前にスパーズの話題にコメントするマウリシオ・ポチェッティーノ。

開幕戦ではセント・ジェイムス・パークでニューカッスルに勝利したが、その後のウェンブリーでの2試合で得た勝ち点はわずかに1ポイント。昨シーズン、鉄壁の要塞となったホワイトハート・レーンがすでに惜しまれる存在となっている。

 

今週末、リリィホワイツはマージーサイドに乗り込んで、巨額の補強費を投じたエバートンと対戦。この試合は、重要な分岐点となりうる試合である。

試合前の記者会見でマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、何を語ったのか。

 

ホットスパー・ウェイで記者の質問に応じたマウリシオ・ポチェッティーノ監督

 

 

❏敵地でのエバートン戦。勝利は難しい場所か?

もちろん、イエスだ。我々はとても難しい試合になると思っている。エバートンとの試合は常にタフだ。ここ3試合は我々が勝っている。しかし、これからチャンピオンズリーグやリーグカップと過密日程に突入するので我々は興奮しているよ。

移籍マーケットを終えて、我々は今、チーム一丸となることが重要だと感じている。簡単ではないが、今日と明日はすべての選手が揃っている。新たな原動力を築き始め、互いを分かり合い、シーズンを戦い抜ける強力な肉体と精神力を持つチームを作りたい。

 

❏ウェンブリーでは受難が続くが、今週末はアウェイで安堵か?

いつも勝利への意欲はある。前回のウェンブリーでは残念な結果だったのは確かだ。次は3ポイントを獲得するチャンスだ。

エバートンは十分に警戒している。素晴らしい監督と素晴らしい選手たちがいる。移籍マーケットの間に多くの選手を獲得した。新しいエバートンが相手となるが、その哲学は変わらないだろうし、もちろんとてもタフな試合になるだろう。我々には3ポイントを獲得するための考えがあるよ。

エバートン戦に挑むマウリシオ・ポチェッティーノ

 

 

❏スパーズ戦では好成績を残すウェイン・ルーニーがいるが、何か対策は?

彼だけのための対策は無いよ。彼が偉大な選手だということは分かっている。ファンタスティックな選手で、イングランドのフットボール史上最高の選手の一人だ。

我々は彼への大きな敬意を持っている。しかし、彼らは素晴らしい戦力があり、他にも素晴らしい選手がいるから、警戒しなければならない。もちろん、我々がボールを持っていない時は、アグレッシブに相手を止めにいかなければならない。

 

 

❏現在の問題でルーニーが欠場となればスパーズに有利か?

彼らは素晴らしいチーム戦力があると思う。彼はファンタスティックな選手だ。しかし、フットボールはチームでするものだ。彼は大事な戦力であり欠場となれば大きいが、彼がいなくても試合に勝てるだけのポテンシャルがチームにはあるからね。

 

イングランド代表でゴールを決めたハリー・ケイン

 

 

❏イングランド代表でゴールを決めたハリー・ケインは、クラブでも決めるか?

そうなってもらいたい。トッテナムでもゴールを決め始めて欲しいね。素晴らしかったね。9月初日でいきなりゴールだ。代表チームのためのゴールであり、彼にとっては素晴らしいことだ。クラブでもできるだけ速くゴールを決めてもらいたい。彼にとっても、チームにとっても良いことだからね。

 

❏あのジェッシャーの件でデレ・アリとは話したか?

私は心配していない。試合後にメディアに向けて、カイル・ウォーカーに向けたジョークだと本人が話していた。あの状況で、より悪いことが起こりえた。あれは確かに立派なジェッシャーとは言えないものだったが、大問題というわけではない。チームメイトとのジョークだ。FIFAにとっても我々にとっても大きな問題にはならないと私は思っている。私が選手だった頃、もっとひどいことがピッチの上でよく起こっていたが、今は多くのカメラがあるし、選手のことに多くの関心が向いている。私の考えでは、大きな問題ではない。FIFAから処分を受けることはないだろう。

※この会見の翌日の金曜日、FIFAはデレ・アリを処分することを発表している(処分内容の詳細は未定)。

 

 

❏セルジュ・オーリエについて話しを聞かせて?

もちろんセルジュはヨーロッパでの経験が豊富な選手だ。昨シーズンはPSGでチャンピオンズリーグでもプレーしていた。キーラン・トリッピアととても良いポジション争いをするだろう。そのポジションを共有しチーム全体を高めてくれるだろう。強化が必要なポジションだけに、我々はとてもハッピーだ。彼はまだ24歳だが、多くの経験を持っている。

彼はとてもパワフルだ。その性格について皆さんもよく知ってるだろう。今日の午後、彼はここに到着し、新しいチームメイト、クラブ、そして試合環境への適応を開始する。プレミアリーグはリーグ・アンとはまったく異なるからね。チームのために頑張ってくれるだろう。彼は我々を助けるためにここにやってくるんだ。

 

スパーズ加入を決めたフェルナンド・ジョレンテ

 

 

❏フェルナンド・ジョレンテの加入によるフィンセント・ヤンセンの今後への影響は?

もちろんある。次の質問は、「なぜ彼がチャンピオンズリーグの登録メンバーに入らなかったのか?」だろう。人数の問題だ。我々には17枠しかなく、19人の選手がいた。ラメラを外す決断をした。しかし、1月にはまた登録選手を入れ変えるかを検討することになる。だが、もちろん、彼にも他の選手と同様にここでの未来があるよ。

※この会見の翌日の金曜日、ヤンセンのフェネルバフチェへのローン移籍が決まった。

 

❏トビー・アルデルヴァイレルトとの契約について何か進捗は?

私のオフィスで今朝も彼と話をしていたが、彼がクラブへの全幅の忠誠を誓っていることをハッキリと伝えたがっていた。残り2年と1年の延長オプションがついた今の契約に本人は満足している。それは問題じゃない。ここ数日間、いろんな噂が出回っているのは知っている。しかし、彼はとても落ち着いているし、冷静だ。彼はここでプレーすることに努めている。彼はここでハッピーだし、移籍の理由は無いよ。

 

❏1月にロス・バークリーの獲得に動くか?

次の移籍マーケットの話題をするにはまだ時期尚早だ。それに皆さんがご存知の通り、他のクラブの選手について私は決して話はしないよ。

 

❏シーズン開幕前に移籍マーケットが終了となるべきか?

私が決められることではない。私の意見では、どのようになってもハッピーだ。どのチームにとっても同じルールになるわけだからね。プレミアリーグ(のクラブ)がどのようなルールに決めようとも、私はハッピーだよ。

※来年の夏の移籍マーケットは、シーズン開幕前に終了することが決まった。

 

スマートフォンを覗きながらカイル・ウォーカーと歓談するデレ・アリ

 

 

❏あのイングランド戦の後、デレとは話したか?

前に進むことが大事だよ。我々は誰しも過ちを犯す。若い頃には何かしらマズいことをしてしまうものだ。そうやって、成長していくものなんだ。デレ・アリは昨シーズン、大きく成長した。彼の態度はファンタスティックだ。あれはチームメイトとのジョーク。カメラがあの瞬間を映していたのは彼にとって不運だった。誰かに対して不敬を働いたわけではない。今は、あのジェッ者ーが普段の人々の生活のなかでもより一般的になっている。あれはジョークで、周りの人間はことを過剰に荒立てないようにすべきだよ。

 

 

❏エバートン対スパーズでは多くの若手イングランド人が共演するが、意義は大きい?

今シーズンのエバートンが若手選手を多く使っているのは事実で、昨シーズンもそうだった。この国にとってはとても良いことだ。しかし、我々はベストな選手を起用することに専念している。イングランド人であれば我々のファンにとっては良いことだろうが、我々はチーム内のすべての選手を公平に扱うように努めるよ。

 

 

❏セルジュ・オーリエは土曜日の試合に出るか?

❏キーラン・トリッピアの状態は?

 

 

火曜日のガボン戦に出場したセルジュ・オーリエ

 

❏ピッチ外で起こした問題についてオーリエと話したか?

いろいろと彼とは話しているよ。だが、私は(過去は水に流して)前に進むことを好む人間だ。いつも私が言っている通り。人生のなかで私も最初は過ちを繰り返した。自分の人生のなかの判断で、学び、成長したことを見せるチャンスを周りが与えてあげることが大事なんだ。良い話ができたと思っているよ。長い話し合いだった。いろんなことを話した。彼は我々のことをよく分かっているし、我々が彼に期待していることもね。彼だけじゃなく、すべての選手がこのチームでどのように振る舞うのかは、とても大事なことだ。

これまでに築き上げた原動力をこれからも我々は維持していなければならない。彼のことを私は信頼しているし、彼がここで成功し、チームを助け、我々の目標達成に貢献してくれると信じている。彼に会うと、みんなが彼のことを見定める。これまで彼のことを知らなかったのだから、私も同じように始めた。チームに彼が加わったことはエキサイティングだし、彼にとっても新たな人生の一歩を踏み出したんだ。彼の大きな挑戦であり、彼の内面や優れた選手であることを証明しようと努力してくれるだろう。

 

 

 ❏彼の存在はリスクか?

ノー、何の問題もない。私はよく分かっているよ。コートジボワールから来た選手とプレーしたり、指導にあたったことがあるが、人間関係を築くうえでも、プロフェッショナルとしての振る舞いもとても良好だった。彼もコートジボワールからやってきたんだから、間違いない。彼のことが気にいるだろう。我々だって、自分たちの過去の出来事から学び、成長していくわけだ。(初めてオーリエがチームに合流する)今日は、良い機会になるだろう。過去の彼の過ちは乗り越えた。新しいチャンスを与えられるべきだ。彼が加わり、彼に新たなプレーの機会を与えることはとてもエキサイティングじゃないか。フットボールに専念してもらい、楽しんでもらいたいね。

 

 

❏フェルナンド・ジョレンテの加入について聞かせて?

まず何よりフェルナンドは偉大なプロフェッショナルだ。ワールドカップではスペイン代表として(2010年に)世界王者に輝いた。そのメンタリティによって我々チームに大きな戦果を上げ続けた経験を導入してくれるだろう。昨シーズン、スウォンジーで15ゴールを決めた、その持ち味はこのチームにとても良くフィットしてくれるはず。彼は我々チームにパーフェクトにフィットするよ。

 

 

❏若手選手を獲得するという補強方針からは例外になるが?

その方針は重要だが、ジョレンテのような選手を獲得できる機会はめったにあるものではない。我々にとって千載一遇の好機であり、彼が我々との契約を決断してくれた。彼は優れた経験をチームにもたらしてくれるだろうから、ファンタスティックなことだ。そして、彼の競争心だ。プレーすることと競争することは異なり、勝利を目指すことと勝利することは異なる。その心構えを彼は我々チームに導入してくれる。重要な事だ。

 

ホットスパー・ウェイでリハビリに励むエリク・ラメラ

 

❏リッキー・ヴィラがラメラに復帰の目処が立たないと言ったが?

リッキーのコメントは聞いていない。彼との関係は極めて良好だ。彼は毎年、シーズンの終盤にここを訪れて、オジーと一緒にここで時間を過ごしてくれるからね。

彼のコメントについては何も言えないが、エリクは順調にリハビリをこなしている。10月の上旬にはチームに合流できると思っているし、チーム練習をスタートできると予想している。日々、彼がいつプレー可能になるかを見定めているよ。

我々はハッピーだ。エリクがとても良い雰囲気でおり、ハッピーであることを我々のファンの皆さんにお伝えしたい。できるだけ早く復帰できるように、彼はやれることをすべてやっている。だが、リッキーの発言がどのようなものだったのかが私には分からない。聞いていないのでね。

 

❏10月上旬にラメラは復帰ということか?

我々の見込みでは、イエスだ。