/ジョゼ・モウリーニョのスパーズが「グー(岩)」ならミケル・アルテタのアーセナルは「チョキ(ハサミ)」

ジョゼ・モウリーニョのスパーズが「グー(岩)」ならミケル・アルテタのアーセナルは「チョキ(ハサミ)」

現在、勝ち点21でプレミアリーグの首位に立っているジョゼ・モウリーニョが率いるトッテナムは、シーズン開幕戦であるエバートン戦に1-0で敗れて以来、無敗を誇っている。

トッテナムは特にポゼションを高く保つチームとの試合における戦い方において強みを発揮しており、それは12ヶ月前の就任からミケル・アルテタがアーセナルに植え付けたフットボールの流儀に対しても極めて有効な戦い方に見える。

机上の計算では、モウリーニョが「グー(岩)」であれば、アルテタは「チョキ(はさみ)といえる。前者はビッグゲームでボールを支配することを望まずに、カウンターを仕掛け起点となる相手がミスを待つ戦い方を好むが、後者は本質的にはその真逆を志向している。

最近のマンチェスター・シティ戦とチェルシー戦で、スパーズは4-3-3のシステムを採っていたが、中盤でのピエール・エミール・ホイヴィアとムサ・シソコのポジショニングによって、時折、6バックの陣形に変化することができる。

下図のように、この2人はスパーズのディフェンスラインに入ってくる相手選手の後を追いかけて味方の守備の選手の間のスペース(チャネル)に入っていくが、それで内側の重要(危険)なスペースを空けているわけではない。

しかし、モウリーニョはシティのようなトップレベルの相手との対戦でこのような対応によって相手にチャネルを使われるのを防ぎながら、同時にカウンター時の脅威も維持している。

Spurs executed a counter-attacking game plan to a strong level against both Manchester City and Chelsea

スパーズはこのようにプレッシャーを掛け、続けてハリー・ケイン、タンギ・エンドンベレ、ソン・フンミン、ステーフェン・ベルフワインらによるカウンターを繰り出す戦い方によって、ここ2試合で4ポイントを獲得した。