/レスター・シティ戦の後にハリー・ウィンクスが見せた品位

レスター・シティ戦の後にハリー・ウィンクスが見せた品位

土曜日はスパーズにとって、またしてもうまくいかない1日となった。

先週末、彼らがトッテナム・ホットスパー・スタジアムで、クリスタルパレスを4-0で粉砕したとき、スパーズの奮わないシーズンスタートもようやく終わるかに見えた。

しかしながら、レスターに対して2-1の敗戦となったことで、スパーズは3試合連続でリードする状況を逃したことになる。彼らの不調はまだ続くようだ。

試合の序盤からキングパワー・スタジアムで、高いポゼッションといくつかのチャンスを作ることに成功したスパーズは試合を支配したかのように見えた。後半にはリードを2-0に広げることができたと思えただろう。そう、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がほんの数ミリレベルの問題によって発動されるまでは。

スパーズの選手たちは嫌なムードを抱えたまま重い足取りでピッチを後にした。無論、スタンドのサポーターたちも同様にアンハッピーであった。

そのなかでも、とりわけ落胆していたある一人の若いサポーターがいた。彼はハリー・ウィンクスの試合のユニフォームをなんとか手に入れたいと願っていたのだ。

最近、試合終了後にスタジアムでプラカードを掲げ、選手たちにユニフォームを求めるファンが増えてきている。

そして一人のスパーズファンが、試合後にウィンクスのユニフォームを求めていたのだが、失意の敗戦をうけた選手たちのうち、アウェイのキングパワー・スタジアムまでやってきて声援を送ったサポーターたちのためスタンドに出向き感謝を伝えたのはほんの一握りであった。

そんなファンのソニー・ハートマンは試合後、Twitterで直接ウィンクスに対してメッセージを送り、彼の弟が「金曜日に学校で約束してきてしまった」ということを、とても敬意を払ったとはいえない言葉で伝えた。

彼は、感謝を表すためにファンのもとに来なかったウィンクスのことを「無知な臆病者」とスラングで表現したのであった。

しかし、ウィンクスは彼の罵りに目をつぶり、その彼の兄弟にユニフォームを送るための住所を教えてほしいと反応し、彼の品位の高さを見せた。

こういった姿勢こそが気高さであり、我々がトッテナムの若いスターたちに期待していたいものであるといえるだろう。

Tottenham Hotspur