/今シーズンのトッテナム・ホットスパーの急速な衰退の責任は誰にあるのか?

今シーズンのトッテナム・ホットスパーの急速な衰退の責任は誰にあるのか?

また、クリスチャン・エリクセン、トビー・アルデルヴァイレルト、ヤン・フェルトンゲンの契約状況は、長期にわたって新契約に合意せず、チーム組織の結束力を不安定にした。

後任として実権を握ったジョゼ・モウリーニョでさえも、選手たちの力を最大限に引き出すことができていないという事実と、選手たちが犯したミスの数々から、不甲斐ない選手たちを一掃すべきだとの意見すらもあがるほどだ。

ダニエル・レヴィ会長

クラブで起こったすべての問題の責任を負うべき最上位に君臨するこの男だが、これは直接的に彼自身の問題なのだろうか?

レヴィの批判者は、会長に就任してからのこの20年間で10人の監督を雇い、そのうちの9人がクビになったと主張する。その間に獲得したタイトルはリーグカップを1度のみ。それでもトッテナムの会長が、自身の意思決定の誤りを認めることはない。

その間にポール・ミッチェルを含む4人のスポーツ・ディレクターもクラブを去っていった。皮肉にも、そのポール・ミッチェルはトッテナムを2試合を通じて圧倒したRBライプツィヒのチーム構築において大きく手腕を発揮した人物である。

12億ポンドの複合型の巨大スタジアムと3000万ポンドのトレーニング・センターを築き上げたレヴィのクラブへのピッチ外での大きな貢献に関して文句を言う者はほぼいないが、ピッチに立つチーム戦力の強化にこそ資金的なサポートを必要としているとのファンの思いもまた存在する。

そういったファンは、移籍マーケットでの補強の動きが十分ではないと非難し、さらにはこのクラブにおける選手の給与体系が渋すぎることで補強が上手くいっていないことを指摘する。ポチェッティーノが「ビッグクラブらしく立ち回るべきだ」と補強を懇願した昨シーズンは、それほどにチームにリフレッシュが必要だったにもかかわらず夏と冬の2度の移籍マーケットで補強がゼロだった。