/マウリシオ・ポチェッティーノ:CLのアヤックス戦(1st Leg)を控えての記者会見(動画付)

マウリシオ・ポチェッティーノ:CLのアヤックス戦(1st Leg)を控えての記者会見(動画付)

 

初めてダニエル・レビィ会長に会ってクラブのビジョンを共有したが、今、チャンピオンズリーグ・セミファイナルの舞台に立って、それは現実になったか?

私が会長と初めて話し合いの場を持ったのは、彼の家だった。彼は靴も履かず、パジャマのような格好だった。まだ昼過ぎだったのにね。それで話し合ったんだ…本当の話だよ…私の思いやトッテナムの(当時の)チーム戦力についてね。当時のチーム戦力は30人にも及んだ。34人か35人くらいいたかな。私は「NFLのチームじゃないか」と言ったんだ。これをどう管理するんだ?ってね。それが私と会長との最初の話し合いだったんだよ。私の多くのアイデアを話したよ。互いのアイデアを共有し合ったんだ。クラブのトレーニング・グラウンドとスタジアムを完成させるだけでなく、チームの競争力をつけることが主たる目的だった。

それが一番重要だったのさ。栄冠に迫ることが我々の志だった。スタジアムやその他の施設を完成させることは私には直接関係なかったからね。私は栄光を掴むために戦いたいんだ。野望を奮い立たせるようなプロジェクトだったのさ。周りのクラブとは異なる方法のね。経済的な負担を掛けずにクラブを支えこのプロジェクトを推進する。この5年間で我々は競争力をつけてきたんだ。今、一番強く感じる気持ちは何かって?プライドだよ。フットボールにおける2つの異なる点を我々は成長させてきたんだ。それは他のクラブにはできないことさ。最もアンビリーバブルな設備を手にし、同時にチームの競争力を高めてトップ4との差を縮めタイトル候補となり、ここ3−4年はチャンピオンズリーグの常連となった。普通ならまず新スタジアムに移転して、それから競争力を付けて、チャンピオンズリーグ出場を目指すものだ。だが今、我々の前には何があるか。それこそがこの5年間の仕事ぶりをこのクラブの全員で祝福すべきことだろう。これまでの成果はファンタスティックさ。おそらくこれでもトロフィーは獲れないかも知れないが、クラブとしての功績は並々ならぬものだよ。おそらく1つのトロフィーを獲得する以上だね。歴史上、今回のトッテナムが成し遂げたほどの功績が他にあったのか、私は知らないよ。

今あなたが見ているものはかつてあなたが想像していたものか?

我々は哲学や方法論、そして規律を作り上げていくことに迷いがなかったんだ。ここでコーチング・スタッフやすべての関係者と共に取り組んできたが、エスパニョールでもサウサンプトンでも、アイデアを共有し合える賢明で野心ある人たちと働くことができて私は幸せだった。トッテナムでも同じさ。

どのようにここでの仕事や哲学を発展させていくかの特別なアイデアを共有し、かたちにできることこそが一番大切なんだ。すべての監督、すべてのコーチング・スタッフが持っているフットボールの知識、経営陣や関係者からの信頼こそが重要なんだ。エスパニョールでの5年間、その後のサウサンプトンや今のトッテナム。我々は上位者の信頼を感じながら仕事ができたので幸運だよ。おかげでアイデアを浸透させる時間があったんだ。100%ハッピーかって?それはそれだ。もっと上手くできたとも思うよ。より良いプレーをするためのより良いクオリティやアイデアを探しているからね。フットボールにおいて「これで十分」というのは無いんだ。それでもここで成し遂げたことのすべてを誇らしく思っているよ。まだトロフィーを手にしていないが、この5年で我々はとても優れた仕事をしたと言えるからね。

 

明日、新スタジアムでVARは正常に働いてくれるか?

イエス。新スタジアムでのマンチェスター・シティ戦で(ローズのハンドで)PKの判定が下っただろ。

明日の試合では新たな感情が見つけられたらいいね。私はチャンピオンズリーグのセミファイナルを戦ったことが無いんだ。新たな感情の発見に私はオープンだよ。もちろんVARが使用され、両チームにとってフェアな判定に貢献してくれる。上手く使用されることを期待しているよ。使用する場面がないことを願っているよ。

 

アヤックスのキー・プレーヤーは?なぜバルセロナはフレンキー・デヨングに大金を投じたのか?

アヤックスはとても優れたチーム戦力を誇っていて、とても優れた選手がいると思うよ。多くの試合を観てきた。それでも、皆さんがフレンキー・デヨングに集中するのかと尋ねるほどのファンタスティックな選手だ。バルセロナがそれほどまでにファンタスティックな金額を提示したことは理解しているよ。彼は私にも強く印象に残る選手の一人だが、彼だけじゃない。彼らにはクオリティを持った選手が多くいるんだ。セミファイナルに到達したのは、彼らにアンビリーバブルなチーム戦力、選手、そして何より監督の手腕があってのことさ。彼はファンタスティックな仕事をしているよ。彼独自のアイデアを進化させている。彼と会うのがとても楽しみだよ。