/【リバプール対スパーズ】マウリシオ・ポチェッティーノの試合前の記者会見(動画付)

【リバプール対スパーズ】マウリシオ・ポチェッティーノの試合前の記者会見(動画付)

 

ポチェッティーノの記者会見:ルーカス・モウラ、アルデルヴァイレルト、クロップ、妻の不満、フォイス。リバプール戦に向けての記者会見でマウリシオ・ポチェッティーノが発した全コメント。

 

 

ルーカス・モウラはどうしている?

彼はまだこれからだ。スポーツ・サイエンティストやメディカル・スタッフのもとで、昨日、いくつかの検査を受けていた。今日、彼はパリに私用で戻っている。明日にはまたここでチーム練習に取り組んでくれることを願っている。チームと同じレベルになるまでは、しばらく個別トレーニングに励むことになるだろう。

 

日曜の試合には招集されない?

イエスともノーとも答えたくないが、彼がプレー可能だとは思っていない。

 

彼がスパーズにもたらすものは?

クラブにとって彼の獲得の良いチャンスだったと思う。今のチーム戦力には無いクオリティを彼はもたらしてくれるはずだ。彼は若いが経験のある選手だ。PSGのようなビッグクラブでやっていたからね。多くのゴールを決め、スピードがある。前線にスピードで仕掛け、チームと完璧に連携してくれるだろう。彼が加わることは、チームにとってとても有益だよ。彼が早くチームに順応してくれることを願っているよ。我々の期待は、できるだけ早く彼がチームに貢献してくれることだ。

 

現戦力には無い彼の能力を、試合中の状況打開が必要な局面で使っていく?

ノー、異なるオプションを試合中に状況を変えるために使うのではないよ。チームにとって重要な選手と言うのは、異なる個性を持った選手だからだ。しかし、我々の戦い方の本質や哲学は変わらない。フットボールを戦う上での哲学にもとづいて我々は強化していくんだ。それは強固なチームの戦う姿勢なんだよ。

我々チームのクオリティや哲学に彼は合わせる努力をしてくことになる。もちろん、我々も我々のクオリティを高めていくよ。彼がプレー可能となり、ピッチに立った時は、異なる個性が加わることになる。彼は我々の哲学や我々の戦い方に完璧に適応できる選手だ。

 

 

セルジュ・オーリエと親交が厚いことも重要か?

イエス。セルジュ・オーリエが来た時のムサ・シソコの役割も重要だったと思う。新たなクラブ、新たな国に慣れていくには、「親友」や「兄弟」と呼び合える仲の選手がいるのは重要だよ。重要だが、我々チーム全体が、その点についてはとても優れている。選手たち全員がとても友好的で、良い人ばかりだ。彼のことをみんなが歓迎しているし、助けているのはセルジュだけじゃなく、みんなで支えているよ。

 

移籍マーケットでのクラブの動きには満足か?

イエス。ルーカスを獲得する前からハッピーだったし、今もハッピーだ。不満を言ったりはしないよ。我々にはとても優れたチーム戦力がある。このチーム戦力に満足しているし、選手たちにも満足している。これから選手たち全員がフィットし、先発メンバーの11人を争うことが大事になる。今後、過密日程を控えている。全員がチームに貢献できるように集中しなければならない。イエス。それ(モウラの加入)がハッピーの理由ではないよ。

 

トビー・アルデルヴァイレルトとダニー・ローズは復帰に迫っている?

負傷で長期の離脱となった場合、日々、選手の状態を見守ることが重要になる。確かに、復帰まで長く掛けている余裕は無いんだがね。彼らのことは毎日チェックしているよ。良い質問だね。チーム練習の合流できるレベルのフィットと、試合に出れるレベルのフィットとの間には違いがあることが重要だ。その2つはまったく別物なんだ。

 

トレーニングに全選手が復帰したことは大きな起爆剤に違いない?

レベルを高め、それぞれの大会で競争力を上げていくことはとても大事だ。チーム全体が良い状態にあるのは大切なことだよ。全ての選手がフィットするまであと一歩の状況にある。とても良いニュースだね。彼らの努力が実り、チームに貢献できるようになるのを願っているよ。

 

 

ユナイテッド戦とリバプール戦では、戦い方がどう変わる?

今回のようにリバプールのようなトップチームとのアウェイでの対戦となれば、いつだって厳しい試合が待っている。どのクラブもトップチームとアウェイで戦うのは大変なことだよ。リバプールはヨーロッパでも屈指の戦力を誇っているし、偉大な監督に偉大な選手が揃う。アンフィールドの雰囲気は素晴らしく、相手はとてもタフだ。タフな戦いになるだろう。我々にとってとても難しい試合になるだろうね。

 

リバプールにいつも以上の警戒をする必要がある?

ノー。マンチェスター・ユナイテッドとの試合を観れば、相手にはとても優れた攻撃の選手がたくさんいた。マルシャル、リンガード、アレクシス(サンチェス)、ルカク、ポグバ。リバプールも同様だ。彼らにはサラー、フィルミノ、マネと多くのタレントに恵まれた攻撃の選手がいる。もちろん、彼らは異なる相手で、戦い方はまったく異なるがね。

しかし、リバプールのようなビッグチームと対戦する時にはやるべきことがあるんだ。まずはいかにゴールをを決め、攻撃し、試合の主導権を握るか。それと相手がボールをいつ持つか、それをどうやって止めるか、相手の攻撃陣を悩ませるか。もちろん、彼らは異なる相手だが、我々は同じパフォーマンスを再現して戦いたいし、勝ちたいね。トップ4争いにおいて、リバプールに勝利することはとても大事だからね。

 

勝てば3位に浮上。トップ4争いにおいて、この試合はどれほど重要か?

勝利はとても大きいし、その重要性はよく分かっている。水曜にはFAカップ、そしてアーセナルとのダービーがあって、チャンピオンズリーグがユベントス戦で再開する。これから大事な時期を控えているからね。自信を付けるためにも、大事な大会に向けて調子を上げていくためにも、リバプールに勝って、大きな勢いをチームに付けるのは大切だよ。

 

プレミアリーグが始まって以降のアンフィールドでのスパーズの戦績は立派とは言えないが、その思いはある?

私はサウサンプトンを率い、あの地で勝利したのを覚えている。ロブレンがサウサンプトンのゴールを決めて1-0で勝った。もちろん、どのクラブにとってもトップ6とのアウェイでの試合はタフだ。トッテナムだけじゃなく、アウェイで勝つのは大変なことなんだよ。試合に向けて準備を整えることに集中しているし、その地で勝利を目指して戦うよ。それ(過去の戦績)が我々のパフォーマンスや結果に影響することはない。

 

ここで上位陣を相手に連勝を飾るのは、チームの成長においてどれほど重要か?

我々はマンチェスター・ユナイテッドやリバプール、レアル・マドリーやボルシア・ドルトムントといったトップチームを相手に本当に良くやっていると思う。この質問は、シーズンの10ヶ月を通じてライバルたちよりより多くの勝ち点を獲れば、プレミアリーグを制覇するチャンスがあるということだろうね。そこはカギではないと思う。昨シーズンのチェルシーはトップ6とのホームとアウェイの試合で最も勝利したチームではなかったが、リーグを制覇した。リバプールに勝利するのはもちろん大きな自信になり、FAカップやアーセナル戦、ユベントス戦と続く、これからのシーズン終盤戦に向けて弾みになる。勝てれば素晴らしい結果となり、未来に繋がるだろう。

 

アンフィールドはタフなピッチか?

私にとってアンフィールドでの戦いは最も楽しい90分だ。違うか?ファンは素晴らしいし、観客も何もかもベリー・グッドだ。もちろん、あの雰囲気はタフだ。しかし、そういった環境でのプレーこそ、望む所ではないか。

 

今週、あなたの奥さんに文句を言われたそうだが、何があった?

いろんなことでね。いつものことさ。妻が私と一緒になってもう25年以上が経つ。ここ数年、妻は私の記者会見についてほとんど文句ばかりだ。妻は注目しているんだよ。「あなたはなんでそんなことを言うの」「そうじゃなくて、こう言うべきなのに」「Becauseじゃなくて、そこはWhyでしょ」って感じでね。記者会見の後に妻が添削をしてくれて、ダメ出しをいっぱいくれるんだ。でも、そうやって改善されてくわけだしね。当然のことだよ。試合に負けて肩を落としていれば、家族だって気が気じゃない。家族のみんなもプロジェクトの一部だし、この仕事の一部で、パッションがある。フットボールとはそういうものさ。家族も助けの手を差し伸べてくれることもある。だが、時に追い詰めてくることもある。だろ?

 

チームは昨年よりもメンタリティを強化している?

ここ数シーズンよりも格段に成長していると思うよ。もちろん、これからの数試合を経てからまた私のコメントを確認してもらう必要があるだろう。その時、私はガッカリしてるかもしれないし、上位浮上のチャンスを逃しているかもしれない。そうなれば、パフォーマンスにもガッカリとしているのは普通のことだ。だが、チームは成熟度を増し、経験を積んでいる。より多くの点で強化され、この進化に私は満足しているよ。

毎シーズン、我々は確かに成長を続けているが、まだこれで万全ではない。順位表の一番上との差はまだまだ大きいだろ。違うか?プレミアリーグに勝つのはたぶん難しい。だが、もちろん我々は成長を続ける。それはハッキリしているし、今日、チームはその点において昨シーズンやその前のシーズンよりも成熟し、強化されている。

 

 

リバプールが獲得する前に、サラーを狙っていた?

ノー、ノー、ノー。サラーのことが話題になったことはないよ。

 

ルーカス・モウラは、PSGで今シーズンあまりプレーしていないので、フィジカルの状態がまだまだ?

それも1つの理由だ。6〜7ヶ月間、ほぼプレーしていないんは困難だよ。負傷離脱のようなもの。周りの選手たちと同じレベルに達するのは簡単なことじゃない。しかし、彼は残りの3ヶ月半でチームに貢献できる選手だと期待しているし、今のチームには無い、異なる個性を加えてくれるだろう。もちろん、彼ならやってくれるはずさ。

 

フアン・フォイスをチャンピオンズリーグ登録メンバーから外すのは苦渋の決断?

だが、私だけの決断ではない。会長や経営陣、チーフ・スカウトとともに決めたクラブの決断だ。クラブの決断なんだよ。シーズン前半、チャンピオンズリーグの登録メンバーから外れたのはラメラだった。全員を登録メンバーに加えることはできない。現実的に、登録リストには人数制限があるんだ。みんなを登録する枠はないんだよ。

先ほども言ったが、ルーカスが最後に決まった。移籍マーケット最終日にね。予め、移籍マーケットの終盤に補強が決まれば、登録メンバーから誰かが外れることは分かっていた。イエス。確かに痛手ではあるが、我々がフアンを獲得した時、彼にはトップ・プレーヤーになるポテンシャルを持っていると信じていた。もちろん、FAカップやその他の試合で彼がプレーして進化を遂げていることに我々は満足している。もちろん、今回の決断はそれほど大事(おおごと)ではないし、本人は理解している。それでも、私にはとても痛手なんだ。このような状況になると、1つのプランを我々は失うことになるのだからね。しかし、繰り返すがクラブは可能性ある選手を獲得した。素晴らしいチャンスだ。だが同時に、とても辛い決断を下さねばならなかった。

 

 

ルーカスの加入は、チーム全体を興奮させ、鼓舞している?

ノー、ノー。興奮?ノー。我々はPSGでプレーしていなかった選手を獲得したんだ。6〜7ヶ月間もプレーしていない選手だよ。もちろん、ファンにとっては興奮する名前だろう。PSGというビッグクラブからやってきた。しかし、ネイマールやメッシ、クリスティアーノ・ロナウドを獲得したのとはわけが違うんだよ。

彼がこれから残り3ヶ月間で我々チームに貢献してくれることを期待しているが、あまりプレッシャーを掛けすぎてもいけない。まず本人が適応し、周りの選手たちのことやプレミアリーグを知り、新たなチームの哲学を知ることだ。

このクラブには多くの好例がある。ソン、ムサ・シソコ、ラメラ。みんな時間が必要だった。多くのクオリティのある選手が、最初の半年か1シーズンはチームやクラブ、プレミアリーグに馴染むのに苦しむんだ。

あまり過度な期待をしたくはないが、彼が我々チームに貢献し、ゴールを決めてくれたらファンタスティックだね。でも、最初からゴールを決めれなくたって、それが失敗というわけじゃないよ。

 

 

オーリエも獲得し、今回はルーカスを獲ったが、PSGとは強力な関係があるのか?

イエス。とても良好な関係だ。だが、ルーカスはとてもナイス・ガイで、ファンタスティック・ガイだ。彼がやってきて、すぐに素晴らしい人間だと気づいたよ。もちろん、誰との関係もそうだ。ここにはとても良い人たちが揃っているし、初日から彼は大歓迎を受けたよ。その点では彼が問題を抱えることはない。みんなで彼が早く馴染むように手助けをするよ。

 

これから多くの試合を控えているが、週末はローテーションするか?

イエス。我々はローテーションしていくし、チーム戦力のすべてを使っていくよ。タフな日程を乗り越えて、これからまた過密日程に突入するんだ。全選手が万全の状態を保つ必要があるし、勝利のために100%を尽くせなければならない。我々は3つの大会を戦っていて、どの大会でも上を目指しているからね。

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