/マウリシオ・ポチェッティーノ:レッドスター戦を控えての記者会見

マウリシオ・ポチェッティーノ:レッドスター戦を控えての記者会見

なぜチャンスをあまり生み出せていない?

ここ2試合はそうだね。だがバイエルン・ミュンヘン戦ではヨーロッパでもベストのチームの一つに対して、多くのチャンスを作った。ブライトン戦での最初のアクションで失点してウーゴを失い、自信が地に落ちてしまったんだ。当たり前のことだよ。この2試合で起こったことは珍しいことじゃない。そうだと思うよ。だがちゃんと振り返れば、私たちは多くのチャンスを作った。私たちの攻撃陣は良かったよ。

自信の問題なのか?

もちろんそうだ。普通のことだよ。敗戦に苦しんでいるときに、このようになるのは当たり前のことだ。上手くプレーできずにバイエルン・ミュンヘンのようなチームに7-2で敗れるのと、試合開始から終了まで酷いプレーをするのとは別の話だ。だが前半戦を分析してみれば3-1か3-2で我々がリードしているべきだった。そこが問題なんだ。

だが後半、良いプレーをしているときに失点してしまったのは堪えたね。自信や信念を挫いてしまったし、それがブライトンで起こったすべてだよ。そこからあまりにも早く試合が決まってしまった。今、私たちは不安定な時期にあるが、それはどこのチームにもあることだ。ハリーも言っているように、この5年間で私たちは多くの素晴らしい実績をあげてきた。私たちのスタンダードはそれほど向上したんだ。(ここ4年間)チャンピオンズリーグに常に出場したのは我々だけだ。シティもそうなのかな。

だが、トッテナムの歴史を振り返れば、このようにチャンピオンズリーグでの記者会見を行うのは、今や当たり前のことだ。だが5年前はそうではなかった。時間が経つにつれて様々な状況に対峙しなければいけないが、信念や信頼は常に失ってはいない。今は平静さを保つのみさ。当然、噂はあがるし期待もある。こういう疑問を投げかけられるのも当たり前だ。「練習のし過ぎだ」、「疲労が溜まっている」、そんな流言も現れるだろう。それに対して、私たちは笑うしかないよ。

最も大事なことは…、私たちは今調子が崩れていて話すべきではないのかな。私たちのパフォーマンスは通常のレベルほど良いものではない。このフットボール・クラブでの今の問題はそれに尽きるよ。改善しなければならない。勝てないときにはどのクラブでもいろいろな噂があがるものだ。だからと言ってそれが真実なわけではないし、それに対して気を回したり注意を払ったりしなければいけないわけでもない。

だがそれもビジネスなんだということは分かるよ。私は47〜48歳になる年代だ。それで白髪がないのはどうしてだと思うかね? そういう問題に注意を払わないからだよ。気にかけるのはパフォーマンスを向上させなければいけないと言うことだけさ。それができなければ、その結果は…どうなるかね? フットボールで起こることはいつも同じだよ。そのとおり。あなたたちと考えは同じだよ。

心理的なものか? 7失点したことやブライトン戦での敗戦を頭から消し去ることが必要?

そうだね。だが問題は後から後からやってくる。いいかい、レスター戦でも1-0でよく戦っていた。だが何が起こったか。VARの決定で、2-0になるべきところが1-0のままでそれで試合の流れが変わり、私たちは試合を落とした。

この時点で3ポイントかそれ以上、上に近づいていたはず…皆の見方も、その後に起こったことも違っていたはずだ。多少の運が必要だね。逆風のときには、気持ちを強く持つことが大事だ。他のクラブで起こったことなども踏まえてね。

クロップの時代にドルトムントが最下位だったことを覚えているよ。その後、クロップはリバプールでチャンピオンズリーグを獲った。そういうことが起こるんだ。チェルシーでもユナイテッドでもどのクラブでもね。リバープレートは最下位だったこともあるが優勝もした。今や彼らはすべてを勝ち獲っている。最も重要なのは平静さを保つこと、チームに平静さをもたらすことだ。

少々自信を失っても、できるだけ早くにそれを回復することが大事なんだ。自分たちの主義を貫くだけの力が大事ななんだよ。

Tottenham Hotspur