/マウリシオ・ポチェッティーノ:チェルシー戦(カラバオ・カップ)を控えての記者会見(動画付)

マウリシオ・ポチェッティーノ:チェルシー戦(カラバオ・カップ)を控えての記者会見(動画付)

 

前回の勝利によって今回は下馬評有利か?

ノー。あれはとても熾烈な戦いだった。チェルシーは素晴らしいチームだが、もちろん勝てばハッピーだし、あの試合も大いに楽しめた。明日はまったく異なる試合だし、大会が異なるからね。チェルシーには素晴らしい選手がいるし素晴らしいチーム戦力が備わっているからリスペクトしなければいけない。チームはトロフィーを勝ち取るための基盤を築いているんだよ。

 

タイトルへの期待は?

私にとって、フットボールは信じること、自分たちの戦い方に信念を持つことだよ。時にフットボールは計算通りにはいかないし、2+2が4にはならないんだ。フットボールでは勝手がそうはいかないことがいっぱいある。だから我々は4つの大会を戦いながらも、プレミアリーグで良い順位につけているんだよ。誰も予想していなかったことだが、我々はこのような競争力が持てると思ってたよ。

最初から我々の野心は高かったね。我々はよく分かっているんだ。現代のフットボールは10年、20年前とは求められるものが断然違っている。多くの噂や意見が飛び交っているからね。内に幻想を抱き、自分たちの大いなる目標を目指して戦うための競争力をつけるために挑戦をすることが一番大事なことなのさ。それが4つの大会で勝ち残るうえでのカギだね。このレベルを維持して、最後まで大きなタイトルを争えることを証明するに十分な安定感を見せるひつようがある。

 

夏は補強ゼロで今回も厳しいとのことだが、それでタイトル争いをしているのはコーチ陣の手腕とチーム戦力の強さを示している?

ここは正直に答えなければいけないね。正直であることが最も大切だ。もちろん、我々自身もプレッシャーを生んでいる。プレミアリーグを優勝したい。選手たちやヘスス(ペレス)もプレミアリーグやチャンピオンズリーグに優勝したり、トロフィーを勝ち取りたい。勝利への貪欲さは、我々自身が生むプレッシャーやストレスにもある。

しかし、他のクラブは違ったかたちでプロジェクトを進めてる。ただ勝ち、タイトルを獲ることを目指すクラブもある。監督を招聘して、タイトルを獲り、プレミアリーグを制覇したりトップ4に入ったりね。

しかし、我々がトッテナムにやってきた時は、まったく違ったよ。まず目標が違った。もちろん、ほぼ5年間の在籍でクラブは5年前より別次元のレベルにあるが、我々がこの4〜5年間取り組んできたことは変わらないんだ。皆さんが「タイトル」の話題をする時にはそれがポイントになる。まずはトップ4との差を縮めること。競争力を高めること。ビッグチームと渡り合えるチームを作り上げることが目標だった。だが、もし我々がタイトルを獲ったら、チーム運営のやり方を変える必要があるだろう。

現時点で、我々がやってきた5年前と同じチーム運営をしている。もちろん、これまでにいくつかのタイトルを獲得できていたかもしれないが、この5年間で周りのクラブも大いに成長しているので、それを続けていくのは大変な仕事だ。

この10年間、イングランドやヨーロッパの強豪クラブがどれだけ選手補強に投じてきたかを、先日、数字で見たんだが、イングランドでもヨーロッパでも我々はランキングの底にいたよ。もちろん、我々はファンタスティックな仕事をしているが、真のタイトル候補になるためには、将来、違ったやり方に切り替えていく必要がある。現時点ではファンタスティックだし、ここまではとても順調だが、これから5年間もこのやり方を続けていって、ビッグチームとこれまでの4〜5年間を同じように渡り合えるかはどうだろうね。