/マウリシオ・ポチェッティーノ:バイエルン・ミュンヘン戦の後の記者会見

マウリシオ・ポチェッティーノ:バイエルン・ミュンヘン戦の後の記者会見

チャンスをゴールにできるか否かがバイエルンに突き付けられた厳しい教訓か?

この試合を少し説明すると、彼らはゴールの前でとても容赦なかったということだ。シュートを打つことと、シュートを枠内に入れることは似ているが、彼らは容赦なかった。ゴールが決まったタイミングが、私たちにとって非常に大きな痛手となるものだった。私たちが本当に良い戦いをしていた前半の、とても良い30分間の後に、2つ目の失点を喫してしまった。チームはとても良いプレーをしていたし、前半の内容は誰の予想をも超えていたはずだ。

試合後に選手に何と言った?

今、話しをするのは難しいよ。私は何も言っていない。みんなで一緒にいる時間だ。まず落ち着きを取り戻さなければならない状況なので、今はその手の話しができないことは想像できるだろう。私たちは今日ではなく明日になったら話しをするよ。今日は私たちがどう感じているか噛みしめる瞬間だ。大きな失意をね。もちろんあまり気持ちが良いものではない。これからは冷静にプレーして、ミスをしないようにしていくことだ。今日のような結果になった後こそ、冷静でいることがとても大切だ。感情が表に現れる今、大声で檄を飛ばしたり、指示を与えたりして、事態を直そうとすることはないよ。

レッドスターが勝ったので悪いことばかりではないが敗戦を忘れることが重要か?

もちろん、冷静に試合結果を分析してみれば、1-0で負けようともこの結果になろうとも、ほぼ同じことなんだ。試合の最後の10分間は無論、チームが疲れているか、少しあきらめているかのような感じだったね。83分まではチームは望みを持って戦っていたから、その時間帯では私たちのフラストレーションが出てしまっていたね。3ゴール目を決めて、試合を立て直すチャンスを数回作ったが、相手はまったく容赦がなかったよ。もちろん、彼らはとても良いチームでクオリティも高いのだが、私たちのエリア内に迫るたびにまったく容赦がなかったね。

もちろん、相手チームのクオリティに対してリスクを冒したことで、53分すぎに立て続けに2点を決められたわけだが、リスクを冒すことによってそこにスペースが生まれてしまう。相手は速さがあるので、このように失点が決まりうるんだ。私たちはとても失望しているし、私は他に何も言えないよ。私の気持ちは優れないのでね。7失点も喫してしまえば大変だよ。だが、このような状況にも向き合わなければいけない。

チャンピオンズリーグのファイナルを戦うのはナイスさ。勝ち上がるまでのマンチェスター・シティ戦やアヤックス戦での私の表情を皆さんが取り上げてくれた。だが、今ここで皆さんの前で同じ表情を見せなければいけない。そして、私たちが期待したような戦いができなかったことを認めざるを得ないね。

これからどうやって立て直し、悪化を食い止めるのか?

最も重要なことは、このような状況から抜け出すことだ。もちろん、チームや選手を評価することは私たちにとっていつだって最も難しいことなんだ。5年間をここで過ごし、6シーズン目を迎えて、私はいつも明確に選手たちに解決策を与えようと努力していきたいと思っている。私たちは己に対して批判的になって、問題を解決する方法を見つけようと試みている。私たちは努力して前に進むべきだ。今はもっと心理面に気を配って、私たちのダメージを軽減して前進するために、今、最も重要なことは、1つのアイデア、1つの分析、1つの評価を持って、それに基本にしてそこから改善をスタートすることだ。結果的には3ポイントを逃し、昨シーズンも似たような結果だったんだが、この種の結果は厳しいものだ。ここで重要なのは、冷静さを保ち、分析を急ぎすぎないこと、判断を急ぎすぎないこと、評価を急ぎすぎないことだ。起こった事態に数時間を掛けて見直すことがとても重要だよ。

繰り返すが、30分が過ぎたあたりで、私の気分はとても良かったんだ。その時点では、スタジアムの誰もが最終的にこのような結果になるとは予想していなかっただろう。フットボールは激変するんだ。私たちは立て直しを図っていくが、同時にこれは奇妙な試合だったし、私たちには少し不運だったんだ。

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