/ムサ・シソコ:タンギ・エンドンベレにも必ずその時は来る

ムサ・シソコ:タンギ・エンドンベレにも必ずその時は来る

ムサ・シソコはタンギ・エンドンベレが置かれた現状について深く考えているようだ。「僕は彼の兄貴のようなものだからかもしれないけど、最初の頃はいろいろ大変だからは良いお手本になりたいくてね」とシソコはエンドンベレについて語っている。

シソコは、昨年7月にスパーズがリヨンにクラブ史上最高額の移籍金を支払って獲得したエンドンベレと親しく接している。当時、5500万ポンドと広く報じられていたが、現在では6000万ポンドに近づいていると考えられている。シソコは以前にもエンドンベレとフランス代表で共にプレーしたことがあり、ノースロンドンでは常に目をかけるようにしていとのこと。しかし、これまでのキャリアでの類似性が、この2人の絆を深めるのに役立っていることは容易に理解できる。

2016年8月にニューカッスルから当時のスパーズのクラブ記録に相当する3000万ポンドの移籍金で加入したシソコは、そういった高額の移籍金でチームに加わることの意味を身を以て知っており、結果を出すことに苦労することや、周囲から疑念を抱かれることについてもわかっている。最初のシーズンには笑いものにされ、スケープゴートにされ、2017-18シーズンから卓越したパフォーマンスを披露するようになると、皮肉交じりにその功績を称えられるようになった。

昨シーズンのシソコの好転は目を見張るものがあり、最近ではピッチの中心のポジションでファーストチョイスの選手にまで株を上げている。それは現状のエンドンベレが憧れるステータスではあるが、現実には少し遠ざかっているようにも感じる。23歳のミッドフィルダーのスパーズでの最初のシーズンは、シソコが耐えたような大惨事にまではならなかった。ほんの少しの間だけそれに近いものが垣間見られたが、問題は新しい環境への適応であって、まだこれから先の道は大いに開かれている。

ジョゼ・モウリーニョが公の場で選手を批判した場合、それは指導者として選手を気にかけているからだ、というのが定説だ。モウリーニョが気にしなくなったら、そのときこそ選手は自らの立場を心配すべきだ。