/キャリアの再始動にあたってモウリーニョが耳を貸した相手は妻のタミ

キャリアの再始動にあたってモウリーニョが耳を貸した相手は妻のタミ

ジョゼ・モウリーニョがトッテナムの新コーチとなった。そのポルトガル人コーチは2018年12月に解任されてからどのチームにも属していなかったが、チェルシー、そしてマンチェスター・ユナイテッドの監督を務めて以来となるプレミアリーグへの復帰となった。モウリーニョがスパーズを選んだという事実は大多数の人からすると驚くべきもので、その理由はスパーズがヨーロッパのトップクラブの一つではないからではあるが、これはまさしく「スペシャル・ワン」が探し求めていたある種のプロジェクトなのだろう。彼の代理人であるジョルジュ・メンデスは、彼がフリーの期間に複数のオファーを受け、その中にはパリ・サンジェルマンの名前もあった。しかし、今回モウリーニョが耳を貸したのは自らの妻であるタミであった。

モウリーニョをフットボールから身を遠ざけた期間はそれほど長くなく、彼はクラブに所属しないこの12カ月の期間を使い、自らのキャリアを見つめ直すことにした。そして、彼の家族のリクエストも織り込んだ最初の目標は、ロンドンにある実家近くのクラブを見つけることであった。ロンドンには彼の妻と2人の子供が住んでおり、その居住地に移り住んだのはマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任した頃であった。パリ・サンジェルマン、中国、そしてミランとインテルを含むイタリアのクラブに就任する可能性は確かにあったが、彼の妻であるタミはこれらのオファーを断るように働きかけた。そして、キャリアの再スタートとして、ロンドンのクラブを見つけるよう望んでいたのである。

Plataforamaに伝わった内部情報によると、トッテナムは「今までとは全く異なるモウリーニョ」に指導されることになるだろう。穏やかで、論争を好まない、よりハイレベルなヘッドコーチに生まれ変わったのである。実際、ここ数ヶ月の彼のフットボール関連の仕事を見れば一目瞭然で、「スペシャル・ワン」がイングランドのテレビに出演してコメンテーターの仕事をする姿を見ていればそれがお分かりになったはずだ。真っ新な状態からのキャリアの再スタートというのは概ね彼の家族からの影響が大きかったが、代理人であるジョルジュ・メンデスもまた新たなる相棒を見つけるように彼に助言をしていた。それはつまり、いつも仕事を共にしていたルイ・ファリアとゴールキーパー・コーチのシウビーノと今回は組まないということである。

しかし、この件についてPlataforamaは既に情報を得ていて、モウリーニョは同じくポルトガル人の専門スタッフであるゴールキーパー・コーチのヌノ・サントスとジョアン・サクラメント、リカルド・フォルモジーニョ、そしてリールのスポーツディレクターであるルイス・カンポスとタッグを組むことを目指している。

そして、モウリーニョは真っ新な状態からの再スタートを求めているだけでなく、タイトル奪取も目指すつもりである。トッテナムはヨーロッパのクラブのトップとは言い難いが、ポチェッティーノ率いたチームは2018-2019シーズンにおいてチャンピオンズリーグ決勝に到達し、最後までプレミアリーグのタイトル争いに身を投じていた。それでもなお、モウリーニョはチームが成功を勝ち取るためには新たなる選手の補強が必要と考えており、その点についてはスパーズのレヴィ会長に伝えたとされている。

しかし、彼の今までの経験からは想像しづらいわけだが、新生モウリーニョはヤング・プレイヤーに重きを置くとされている。Plataforamaが伝え聞いたところによると、「スペシャル・ワン」は数人の経験あるフットボーラーを獲得したいと考えており、一例としてはマンチェスター・ユナイテッドのマティッチに触手を伸ばすとも言われている。しかし、最も重きを置くのはヤング・プレイヤーであり、具体的には以前獲得を試みたリスボンのブルーノ・フェルナンデス、そしてベンフィカのルベン・ディアスをチームに加えようとするだろう。

事実、「モウ」はここ12ヶ月の間に自らの戦術にフィットするヤング・プレイヤーについて分析をしていた。報道によると、彼が好むタイプのヤング・プレイヤーでトッテナムがオファーを出す可能性のある選手は、ウェスト・ハムのセンターバックであるイッサ・ディオプである。アヤックスのドニー・ファンデベークも彼の望みに合うわけだが、このオランダ人プレイヤーは既にヨーロッパのビッグクラブにターゲットとされている。

しかしながらダニエル・レヴィ会長は、ここ数年スパーズは金銭を投じてこなかったとはいえ、金銭面に関しては問題にならないと「スペシャル・ワン」に伝えた。この金銭面の支援については、前任のマウリシオ・ポチェッティーノが常日頃から批判していたことである。そして、改めて金銭面に関して言うと、1年につきマウリシオ・ポチェッティーノに支払っていた額が1800万ポンドにものぼることからも、金銭面で問題とならないことは分かるだろう。モウリーニョに支払われる給与は、ペップ・グアルディオラに次ぐ世界で2番目に高額の2300万ポンドとなるだろう。

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