ジョゼ・モウリーニョは、ギャレス・ベイルがトッテナム・ホットスパーと契約していてから最初の会話で、ウェールズ人に何を尋ねたのかを明かしている。
31歳のベイルは先月、1年の延長オプション付きのローンでスパーズに復帰し、日曜日に行われるウェストハム・ユナイテッド戦で2度目のスパーズ・デビューを果たす可能性がある。
ウェールズ代表アタッカーは、ピッチ上の攻撃エリアであればどこでもプレーできるため、モウリーニョはベイルから「どこで起用するつもりか?」を聞かれたそうだ。
「ギャレスとの最初の会話での質問の一つに『どのポジションが気に入っているか』というのがあったんだが、チームが最も大切ではあるが、個々の選手も大切だからね。私はまずそのポジションから起用したいと思っていたし、彼はその質問に答えてくれたよ」
「でも、そのポジションでこれからもずっと彼がプレーし続けるわけではないんだ。最も大切なのはチームであり、彼はチームが必要としているポジションでプレーしてもらうことになるが、その時、彼は自分の好きなポジションは右サイドだとはっきり言っていたね」
「背番号10としてではなく、ストライカーとしてでもなく、彼がキャリアの最初の数年間にサウサンプトンやトッテナムでやっていた左サイドでもない。今の彼のお気に入りのポジションは右サイドなんだ」
「だから、このクラブでの彼の成長の出発地点として、そのポジションから初めて見るのがとても良いだろう。そして彼のパフォーマンスが安定して、プレー強度が高まり、ダイナミックさを発揮してきたら、レアル・マドリードでそうだったようにそのポジションで決定的な仕事ができる存在として一目置かれた選手になるだろう」
「レアル・マドリードは基本的に、ベイル、ベンゼマ、ロナウドの3人体制で、ベイルは右サイドでプレーしていたし、それが彼が好んだポジションだった」