/あのPKを見逃したマイク・ディーンにはピッチサイド・モニターが必要だった

あのPKを見逃したマイク・ディーンにはピッチサイド・モニターが必要だった

日曜日、トッテナムの選手とサポーターは、ジャマール・ラッセルズがハリー・ケインをエリア内で倒したように見えたものの、PKが与えられなかったことに不満を感じるだろう。

VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)のアンソニー・テイラーと相談した結果、主審のマイク・ディーンがペナルティ・スポットを指さなかったのは本当に驚くべきことだった。

それは明らかなPKだった。ケインがスピードで打ち負かした後、ラッセルズは彼に向かって飛び込み、体を伸ばした。その過程でラッセルズはトッテナムのストライカーを妨害していた。

では、ディーンはなぜPKを与えなかったのだろうか。「十分に至近距離から見ていた」のに、その場面に向けた視界が十分ではなかったのだとしか思えない。

しかし、今回の判定は、イングランドの試合がピッチサイド・モニターを適切に利用していないという深刻な欠陥を改めて浮き彫りにした。ディーンがその場面をスローモーションでもう一度見ていたら、きっと考えを変えていただろう。利用可能な技術を十分に活用することに消極的なのは、試合の進行を過度に遅れさせることを避けてはいけないという恐れがあるからだと思う。

テレビの評論家で元イングランド代表ディフェンダーのジョレオン・レスコットは、ケインがラッセルズの進行位置に入っていき接触を試みたと解説していた。それはまったくナンセンスだ。あのチャレンジの際に、ケインがシュート・モーションに入っていたのがはっきりと見えたからだ。

VARは私たちが正しい決定をするために導入されたが、この判定は明らかに間違っていた。

著者:キース・ハチェットの紹介
1970年代からイングランドのファースト・ディビジョン、1990年代前半にプレミアリーグで笛を吹いたフットボールの元審判。IFFHS(国際フットボール歴史統計連盟)の歴代優秀審判ベスト100に名を連ねる。

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