/マウリシオ・ポチェッティーノ:ギャレス・ベイルの移籍の秘密を解き明かす

マウリシオ・ポチェッティーノ:ギャレス・ベイルの移籍の秘密を解き明かす

 

若い選手の獲得事例で、大半の人は成功例ばかりに目が行きがちだが、上手くいかない事例も多くギャンブルである点には目をそむけがちだとポチェッティーノは説明する。

「スペインやイタリアのチームは移籍マーケットでのアプローチが異なるのかをよく聞かれるのだが、それは確かだ。多くの選手が成功するが、多くの選手が失敗する」

「どのシーズンも10人の若手を獲得しているが、ギャンブルなんだよ。リスクがあるんだ。通常10人獲れば、5人が良くて1人がエクセレント。4人が残念さ」

「だが周りは、『おぉ、素晴らしい補強だったね』と話題にする。おそらくベイルを獲得した裏には多くの補強失敗があったんだ。成功率が重要なんだよ。歴史的にトッテナムは、選手の獲得において常にリスクを冒して来たが、多くの良い選手がいた一方で、そうじゃない選手も多かった」

「成功率を重視すべきだが、皆さんはベイルやモドリッチといった成功例だけを覚えている。だが、すべての補強リストを見れば、その2人の獲得の前に多くの選手が上手くいかなかったことが分かるはずだよ」

過去のスパーズの補強歴についてコメントを続けるポチェッティーノ。

「どちらもだよ。良い時もあれば悪い時もある。すべてのクラブを検証して、成功率を見てみれば、50/50(フィフティ・フィフィティ)だろう。2人の選手を補強すれば、1人は良い補強でもう1人はそうではない。10人の選手を補強すれば5人が良くて、5人は良くない。それが成功率だよ」

「選手自身の良し悪しではなくて、トッテナムに合うかどうかが重要だ。すべての優れた選手がここで上手くやれるわけではない。おそらくそれほど良い選手ではなくても、ここに来てとても良い選手になることもあるだろう。どの選手もそれぞれ異なるんだ。選手自身の良し悪しだけではなくね」