2008年、ディミタール・ベルバトフの移籍交渉が非常に長きに渡ったことで、ユナイテッドはトッテナムとの交渉をしないと決めていた。
当時、欧州王者であったレッド・デビルズだけに、ベルバトフはオールド・トラフォードへの移籍を喉から手が出るほど望んでいた。
しかしながら、移籍マーケットが開いた期間中その交渉が延々と続き、ユナイテッドがこのブルガリア人をクラブ記録の3075万ポンドで獲得したのは、最終日になってのことだった。
スパーズは、2006年にマイケル・キャリックが移籍した際にも同様に難しい交渉相手だった。ギルは単純に、モドリッチがそれほどの時間をかけるに見合うとは考えなかったのだ。
その後、12ヶ月を経てこのクロアチア人はレアル・マドリードへと移ることになる。そこでの彼は4度のチャンピオンズリーグのタイトルとバロンドールを勝ち取った。
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