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ルイス・ファンハール:ユナイテッドよりもトッテナムはより良い選択肢だった

5年前、ルイス・ファンハールは引く手あまたであった。

 

2014年のワールドカップ・ブラジル大会が迫っていた当時、オランダ代表の監督であったルイス・ファンハールはその大会後に代表監督を辞することが決まっており、ヨーロッパ中のクラブがその動向に注視していた。

プレミアリーグにおいては2つのクラブがファンハールの招聘に関心を示していた。マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムだ。

当時、イブニング・スタンダードでは、アンドレ・ビラスボアスとティム・シャーウッドを相次いで解任したダニエル・レビィ会長が、次期監督としてファンハールの擁立に奔走していたこともあり、就任は目前だと報じていた。

すでに翌シーズンに向けての準備を進めていたスパーズが3月初旬にはファンハールとフランスで会談の席を持っていたと思われていた。しかし、ユナイテッドもまた関心を持っていたことが知られていた。ユナイテッドもまた、サー・アレックス・ファーガソンの後継者としての期待をデイビッド・モイーズが大いに裏切った後の再建を狙っていた。

結果的にファンハールがホワイトハート・レーンではなくオールド・トラフォードを選んだのは驚くべきことではなかった。現在であっても、ユナイテッドからの勧誘があればスパーズの存在は鳴りを潜めるが、ポチェッティーノのよってスパーズが現在の地位にまで押し上げられる前の当時はさらにその差が大きかった。

BBCのサイモン・ストーン記者のインタビューにおいてもファンハールはそれを認めている。

「トッテナムはより良い選択肢だっただろうね。マンチェスター・ユナイテッドは古いチームだったし、チームの再構築をしなければいけないのは私も分かっていたんだ」

「判断を誤ったかって?たぶんね。だが、私は心の決めたままに動くよ。オランダ、ドイツ、スペイン、そしてイングランドとナンバー・ワンのチームで私はやってきたんだ」