/【コラム】エリク・ラメラのシーズンがスパーズ7年目についに到来

【コラム】エリク・ラメラのシーズンがスパーズ7年目についに到来

今シーズンにおける、現時点でのトッテナムのベスト・ミッドフィルダーであるエリク・ラメラだが、サポーター間で彼の起用の対する意見が二極化している。

現時点でトッテナムのベストミッドフィルダーは誰なのか?

クリスチャン・エリクセンは、この6年間トッテナムのブレインとしてチームメイトを自由自在に操り、ジオバニ・ロチェルソは将来的に彼の後釜となりうる存在だ。デレ・アリはパフォーマンスさえ整えばゴールゲッターとして強烈なインパクトを残すことができる。タンギ・エンドンベレは5500万ポンドの価値を有するボックス・トゥ・ボックスにおけるマジシャンである。ムサ・シソコは昨シーズンのベストプレイヤーであるし、ハリー・ウィンクスはチームメイトをつなぎ合わせるいわばレジスタとしてのスペシャリストである。

しかし、今ここで紹介した選手たちでさえ、夏に輝きを見せたある一人の男を前にしては影に隠れてしまう。彼に関してのストーリーは年々台本に書き溜められ、そして今、また新たなるシーズンが始まった。ほとんどの選手が徐々にパフォーマンスを上げていく中、驚くべき事にその男は、既にフルパフォーマンスを発揮しているのである。

エリク・ラメラのシーズンが到来だ。

夏のフレンドリーマッチで衝撃的なパフォーマンスを発揮したラメラだが、プレミアリーグの開幕戦でも同様に輝きを放った。彼は開幕戦のアストンビラとのゲームでダイヤモンドの中央前方でスタメン出場し、チームに活力を与えた。それに加えて、チームは彼にプレーの精度の高さも求めた、しかし、彼が求められたプレーの精度に関しては、決してチームが満足する出来ではなかった。しかし、その試合でスパーズが主導権を握ると、ペナルティボックス外でジャック・グリーリッシュからボールを奪い、結果的にハリー・ケインのゴールのお膳立てしたシュートを放つなど、スパーズにおいて違いを生み出した選手の一人と言えよう。

先週末のエティハド・スタジアムでの一戦、スパーズは滅多にボールに触れることができず、数少ないチャンスをものにすることが求められた。

だからこそ、ラメラがチームにおける最初の得点チャンスをものにしたことは賞賛に値する。ゴールから25ヤードの距離から内に巻き、エデルソンのセーブできない位置に正確に流し込む、まさにお手本のようなシュートであった。そして後半、ラメラはルーカスの頭めがけて完璧なコーナーキックを蹴った。この試合スパーズは、たった2回の攻撃で、2得点を挙げたのである。

通常、このような奇跡はそう長くは続かない。

ラメラがシーズン通してハイレベルなパフォーマンスを維持し続けたことは一度もないというのが懸念材料である。2016/17シーズンに22ゴールを挙げたアリや、毎年コンスタントに結果を出し続けるエリクセンを相手に太刀打ちできるほどではない。が、彼は常に試合に出ていたわけではない。彼が身体的にも、頭脳的にも、はたまたチーム屈指の技術的にも、すべてにおいてベストなパフォーマンスを維持し続けることができれば、彼にとって無敵のシーズンとなるだろう。

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