/フアン・フォイスと全てを変えたポチェッティーノからの電話

フアン・フォイスと全てを変えたポチェッティーノからの電話

フアン・フォイスの頬にできた傷は彼を象徴しているかのようだ。先月21歳になったばかりのアルゼンチンの若者は、昨年11月に初招集となったアルゼンチン代表の試合で名誉の負傷を負った。この名誉の印はトレーニングセッション中にチームメイトであるウォルター・カンネマンと衝突した際に獲得したものである。

 

この負傷により、予定されていたメキシコ戦でのデビューが危ぶまれていたフォイスだったが、彼はチームに残る意思を伝えた。その後、深い切り傷を縫い上げてメキシコ戦に出場し、この試合でマン・オブ・ザ・マッチを獲得してみせた。

これがフォイスのストーリーだ。また選手としては、相手の動きを先読みし、威勢のいいタックルをお見舞いするという特徴がある。

先週の金曜日、この若きディフェンダーは肘を振り回すような凶悪な相手選手よりも恐ろしい者たちと相対することとなった。200人の子供との全校集会である。

トッテナム地区にあるチェスナッツ小学校のホールでは、普段何万人もの観衆の前でプレーするフォイスでさえもナーバスにしてしまったようだ。若き聴衆を苦手の英語で楽しまさなければならないというプレッシャーに飲まれたフォイス。

だが実際のところそれほど心配する必要はない。フォイスの英語は本人が言うよりも上手であり、確実に本意を伝えたいと感じた時にしか通訳を介していない。

彼は聡明で笑顔の絶えない好青年であり、部屋をいっぱいにした若い聴衆が投げかけてくる容赦ない質問の数々に対し、満足いく答えを提供していた。

プレミアリーグ・プライマリースターズ(体育の授業をサポートするプレミアリーグのプロジェクト)の一環として、彼はその後トッテナム・ホットスパー財団のスタッフと共に、体育の授業を担当し、さらに子供たちにスペイン語を教えていた。

フォイスを間近で見て感じるのは、彼が新しい環境に適応するのを楽しんでいることだ。様々な状況に適応できる能力こそ、ポチェッティーノが選手に求める資質の一つである。

生徒にスペイン語を教えるフォイス
Tottenham Hotspur