/【コラム】モウリーニョの初陣となったウェストハム戦の勝利で見えた「少しの変化」

【コラム】モウリーニョの初陣となったウェストハム戦の勝利で見えた「少しの変化」

ジョゼ・モウリーニョのトッテナムのボスとしての最初の試合は、ウェストハムを相手に3-2の勝利に終わった。Sky Sportsのフットボール・ジャーナリスト、アダム・ベイト(@ghostgoal)は、この試合をロンドン・スタジアムで見届け、モウリーニョがスパーズに与えた変化をまとめた…。

ジョゼ・モウリーニョは即効性があると評判で、土曜日の午後、ロンドン・スタジアムでトッテナムが不調のウエストハムを3-2で破った試合でもまさにそうだった。この結果、昨シーズンの1月にまで遡る前任者マウリシオ・ポチェッティーノのもとでの敵地でのプレミアリーグ12試合の勝利なしの不名誉な記録が終わりを迎えた。

もし、低迷するマヌエル・ペジェグリーニのチームが終盤のゴールによって自尊心を取り戻すことがなかったら、勝利はもっとはっきりとしたものとなっていただろう。試合の終盤を迎えるまでは、チーム間の溝はより大きかった。トッテナムの3人のフォワード、ソン・フンミン、ルーカス・モウラ、ハリー・ケインは全員がネットを揺らし、一方のデレ・アリの攻撃陣を操るパフォーマンスは特に印象的だった。

表面的には、モウリーニョはフォーメーションを微調整するのがやっとだった。当然のことながら、選手たちと共に仕事をする時間はほとんどなかったからだ。「新しいトレーニング・セッション、新しいアイデア。対応は困難だが」と彼は認めた。しかし、ピッチ上ではいくつかの兆候が生まれており、その後の記者会見での試合への評価は、モウリーニョがどのようにチームを好転させようとしているかについても触れられた。

それでは、彼は実際のところ何を変えたのか?

2人のホールディング・ミッドフィールダー

エリック・ダイアーがマンチェスター・ユナイテッド時代のモウリーニョの補強ターゲットになっていた時期があったので、この試合でその役割を任されたのは驚くことではなかったかもしれないが、ハリー・ウィンクスを彼の横に留めておくという決断は、ポチェッティーノ監督時代ではめったに見られなかったもので、2人は昨年12月にレスターに敵地で勝利して以来、プレミアリーグで共に先発したことはなかった。

2人がスパーズのミッドフィールドの底に入り、そこにチームのプレーのプラットフォームが生まれた。

Mourinho went with Eric Dier and Harry Winks together in midfield

ダイアーのボールタッチとパスの配給は、時折期待されるレベルに達しなかったが、構造上は守備的に機能した。もし、ダビンソン・サンチェスが試合終盤にアンジェロ・オグボンナを自由にして失点を許さなかったなら、今シーズンのプレミアリーグの試合のなかでxG(expected goals:ゴール期待値)において、トッテナムの最高のディフェンシブ・パフォーマンスとなっただろう。

Tottenham Hotspur