/ジョゼ・モウリーニョ:ハリー・ケインにはタイトルが必要だ

ジョゼ・モウリーニョ:ハリー・ケインにはタイトルが必要だ

トップの交代は常にチームの原動力を変化させ、マウリシオ・ポチェッティーノの離任とジョゼ・モウリーニョの就任は、トッテナムの噛み合わなかった点のいくつかに新たな希望をもたらすだろう。

特に、ポチェッティーノから放出を容認され、マンチェスター・ユナイテッド時代のモウリーニョの補強ターゲットだったトビー・アルデルヴァイレルト、エリック・ダイアー、ダニー・ローズに視線が集中する。

また、アヤックスとのチャンピオンズリーグ準決勝で華麗なハットトリックを披露して以降、7ヵ月で7試合しか出場していないルーカス・モウラも、新たなスタートを期待していることだろう。

モウリーニョは次のように語った。

「ルーカスがサンパウロにいたとき、彼がパリのサンジェルマンに移籍する前に、私は彼をレアル・マドリードに連れてこようとしていたんだ」

「私は彼の母と父に会い、彼のエージェントに会って、マドリードで話をしたが、そこにPSGが入ってきて、私は彼を獲得することができなかった」

「最近では、獲得が不可能だと判断して補強の動きを諦めた選手たちもいる。だから、そういった選手を称賛していて、欲しいと思っていても、忘れるしかない場合もあるんだ」

ハリー・ケインはまさにこのカテゴリーに入るはずだ。アントニオ・コンテはチェルシーの監督としてケインの獲得を望んでいた。

「彼は時間を無駄にしていたね」

当時のコンテについてモウリーニョはそう語っている。

「監督として、私たちは何が可能で何が不可能なのかという感覚を持たなければならない。ケインを獲得しようとしたって、それは『不可能な要求』にすぎない」

ダニエル・レヴィ会長の存在感の為せる技だ。レヴィ会長にスパーズのスター選手の獲得を要求する電話など、前向きに掛けようとする者はいない。

「私がいたいくつかのクラブは彼(レヴィ会長)を恐れていたよ。これで私の味方になってくれてのは光栄だね」

Mourinho does not expect Kane (right) to be sold and will build his team around him

モウリーニョの就任後の初戦の対戦成績。8度の「初陣」で負けたのは1度だけ。しかし、ペッジェグリーニ(ウェストハムの監督)との対戦では、ここ5試合で2分3敗だ。
Tottenham Hotspur