「リーグでの順位争いもまだ続いているし、他の(国内)カップ戦やヨーロッパリーグもあるし、今シーズンはやるべきことがたくさんある。自分たちを信じて戦い続け、すべての試合で勝利を目指して、それから天命を待つよ」
ブレントフォードとの試合後にモウリーニョは、スパーズがタイトルを獲得することの意義を語り、プレミアリーグのトップクラブたちはカラバオカップを気にかけているだけに、「優勝したい」と語った。
最近のモウリーニョは、ハリー・ケインとソン・フンミンのゴールだけに依存せず、他の選手たちの得点力に期待していたが、その期待に応えたのは予想外の選手だった。セルヒオ・レギロンのクロスからシソコがゴール上隅にヘディングでシュートを決めてブレントフォードとの試合の膠着を断ち切ったのだ。シソコ自身、今シーズン初のシュートで、2019年12月以来となるゴールだった。
後半に入り、ビースのディフェンス陣の合間を疾走で突破したソンが、タンギ・エンドンベレのパスを受けて今シーズン16ゴール目を決めて試合を決定づけた。
「もちろん、もっとゴールを決めてアシストを増やしたいと思っているけど、それは僕らのプレーするシステムにかかっているんだ」
「今回は、ボールを持っていない時は背番号6(守備的ミッドフィルダー)としてプレーして、ボールを持っている時はもっと高い位置で、タンギと並んで背番号8(攻撃的ミッドフィルダー)としてプレーしたよ。だから、高い位置であのように走り込むことができたんだ。背番号6としてプレーするよりも、ボックスに入っていく方が得点しやすいからね」
Moussa Sissoko gives a MOTM speech after collecting the award 🏆 👏 pic.twitter.com/bU5cWT8gyJ
— Football Daily (@footballdaily) January 5, 2021