/ジョゼ・モウリーニョ:オリンピアコス戦(H)を控えての記者会見

ジョゼ・モウリーニョ:オリンピアコス戦(H)を控えての記者会見

土曜日に「クリスチャンの心の中を理解する必要がある」と言ったが、彼と話したか?

あぁ、話したよ。もちろん、私たちの会話をあなたに話すつもりはないがね。私と彼だけが、話したことを知っているんだ。あとはAmazonも知っているね。私はいつもケーブルで繋がっているんだ。彼らは私の言動のすべてを知っているよ。

大切なのは、彼の私たちへの忠誠心で、彼の将来について話すつもりはない。これからどうなるかについて話すのはやめよう。彼は去るのか? 残るのか? 彼のクラブやチームメイトへの忠誠心について話そうじゃないか。それと彼が我々と共に進めているプロジェクトへの忠誠心だな。

彼を先発させるかベンチか、招集するかしないかは私の決定であり、それは将来の見通しに基づくだろう。それを隠すことはできないよ。未来の見通しに基づいての決定になる。我々は今を生きているし、フットボールにおいては今に集中しなければならない。現状であれば明日の試合だが、クラブとしては将来のことを考えなければならないんだ。

これらの重要な決定は、明らかにヘッドコーチとしての私の決定に影響を与えるが、重要なことはクリスチャンが残るか移籍するのかということで、彼は私が簡単に理解できるタイプの男だ。正真正銘の男だよ。クラブを愛し、チームメイトを愛し、ドレッシングルームの素晴らしい仲間たちを愛している。だから、何があっても彼は最後の日まで我々の一員だ。

オリンピアコスとは初対戦だが、ペドロ・マルティンス監督との対戦で困難が予想されるか?

私はチャンピオンズリーグで148試合を戦ったがオリンピアコスとの対戦は無かった。ヨーロッパリーグでも何試合かしましたが、オリンピアコスとの対戦は無かったね。しかし、ギリシャのチームならあるよ。パナシナイコスとは何度か対戦したことがある。オリンピアコスとは無いがね。

現時点で、ギリシャでのポルトガル人のコーチの歴史はかなりある。代表チームだけでなく、私の親友たちも、オリンピアコスだけでなく、他の2つのトップクラブにいるし、彼らのことは気にかけているよ。

もちろん、オリンピアコスと対戦することになるとは思っていなかったので、あまり集中して彼らの試合を観ていなかった。昨シーズン、私は彼らがバーンリーと対戦した試合を観たよ。そのスタジアムに私はいたし、彼らにはすでにペドロがいた。

戦いの哲学とビジョンはすでにあったし、我々はやるべきことをしっかりとやっている。ファンタスティックなスタッフがここにいるし、私が連れてきたスタッフだけではなく、クラブの優れた組織や分析チームやITチームも私の仕事にバッチリと適応してくれている。おかげで我々は準備が万端だ。個々の選手ではなく、オリンピアコスというチームに集中し、警戒している。。何人かの選手の名前を挙げるのは簡単だし、特にポルトガル人の選手の名前を出すのは簡単だが、私はそれはしない。選手たち、チーム、結果に集中するよ。

我々は勝利できずに引分けた。アテネでの試合は簡単ではなかったので、私は(明日も)簡単な試合を期待していない。うまくプレーしたいと思っていて、アウェイのウェストハムとの試合の65分間はとても良いプレーをしたので、できれば明日はその時間をもっと長くしたい。。今回も、その試合のような強力なサポートを受けて、我々は明日、そのように戦わなければならない。それが我々の考え方だ。ミュンヘンでもまたチャンスがあるなんて考えは忘れなければならない。ここでマッチポイントを迎えていると肝に銘じることだ。今、我々はマッチポイントを迎えているんだ。明日、しっかりと結果を出さなければならないよ。

昨季のチャンピオンズリーグ・ファイナルまでのスパーズの戦いぶりをどう思うか?

チャンピオンズリーグでも他の大会でも、決勝トーナメントにこそ成功や失敗の原因となる小さな差が存在していると思っている。実際には、グループステージの32チームでこの大会をスタートするので、失敗と成功について話すなら、31の失敗の上に1つの成功がある。実態としてはそうだが、公平な言い方ではないね。

細部が違いを生む。私は土壇場で何回勝利を掴み取ったか? ペナルティで何回負けたか? 歴史的に何回くらい細部の違いが明暗を分けたか? 細部によって違いが出ることもあるんだ。すべてがうまくいっているチームが素晴らしい結果を重ねることもあれば、素晴らしい可能性を秘めているが上手くいかないときもある。私の場合、レアル・マドリードが準決勝で負けたシーズンみたいにね。あれは過去15年か20年の中で最も強いレアル・マドリードだったと思う。歴代最高のバルセロナを相手に100ポイント、126ゴールでリーグを制覇したんだ。

チャンピオンズリーグで素晴らしい快進撃をし、準決勝に勝ち上がり、世界で最高のPKキッカーである3人、カカ、ラモス、ロナウドがいずれも失敗して私たちはPK戦で負けたんだ。私たちは最高のチームだった。それでも私たちは勝てなかったんだ。よって細部が違いを生むこともあると言える。昨シーズンのスパーズの場合、決勝に進出したことだけでも驚くべき偉業であることは間違いない。そこでは細部が違いを生んでいた。VARはもちろん正しい判定だったが、マンチェスター・シティにとって不利な決定だった。もちろん、彼らはアムステルダムで奮闘していたが、ルーカスのゴールが決め手だった。そういった細部が積み重なっていたんだ。何はともあれ決勝に進出することは素晴らしいことだが、歴史には残らない。優勝したら歴史になるんだ。