ジョゼ・モウリーニョは、リーグアンのリールから30歳のジョアン・サクラメントをアシスタント・マネージャーとして採用した。
クラブが監督の交代を決定するとき、多くの場合は、同時にそのバックルームのスタッフも全面的に刷新される。
そして、マウリシオ・ポチェッティーノをジョセ・モウリーニョに替えるというスパーズの今回の動きでもそうなった。
元スパーズのアシスタントマネージャーであるヘスス・ペレスは、すでに選手、スタッフ、ファンに感謝の意をツイートし、ミゲル・ダゴスティーノやトニ・ヒメネスらとともに離任を表明している。
ジョゼ・モウリーニョには、これまでの彼のキャリアを通して様々なクラブに多くの側近たちを連れていったが、通常、ルイ・ファリアが「右腕」として働いていた。
しかし、ファリアは17年間モウリーニョと共に仕事をした後、2018年にマンチェスター・ユナイテッドでモウリーニョのもとを離れ、カタールのアル・ドゥハイル・スポーツクラブの監督として活動している。
これでジョアン・サクラメントがスパーズのアシスタントマネージャーになる余地ができたわけだ。
この若きポルトガル人の指導者は、リールでアシスタントマネージャーとしてクリストフ・ガルティエ監督をほぼ3年間支えてきた。
その前職では、モナコでレオナルド・ジャルディムとクラウディオ・ラニエリのテクニカル・アシスタントを務め、ファーストチームの対戦相手を分析する担当者になった。
このフランスでの2つの仕事の前、サクラメントはウェールズで過ごしていた。
カーディフ・シティでは、スカウト部門、U-15のアシスタント・コーチを務め、グラモーガン大学のアシスタント・コーチ、ウェールズ・フットボール協会のパフォーマンス・アナリストとして、ギャリー・スピードとクリス・コールマンのもとで働いた。
その後、サウス・ウェールズ大学で「フットボールの指導とパフォーマンス」についての講師補助を務めた。
スパーズの他の新たなコーチングスタッフには、フィットネストレーナーのカルロス・ラリン、分析チームにジョヴァンニ・セラ、スカウト(戦術アナリスト)のリカルド・フォルモジーニョだ。
ウェールズ代表
ユーロ2016本戦出場、セミファイナル進出
ASモナコ
2016−17シーズンのリーグアン優勝、チャンピオンズリーグ・セミファイナル進出
リールOSC
2017−18シーズンのリーグアン2位