/【コラム】ジャーメイン・ジーナス:ファンダイクはハリー・ケインの鼻を塞いだ

【コラム】ジャーメイン・ジーナス:ファンダイクはハリー・ケインの鼻を塞いだ

フィルジル・ファンダイクはハリー・ケインにゴールの匂いを嗅がせることは無かった…。リバプールはこれまで観た中でも相当酷かったが、マドリードでトッテナムはそのツケを払わせることができなかった。

 

今シーズンのリバプールの出来からすればリバプールは酷いパフォーマンスだったが、この夜のトッテナムは勝利を掴むことができず。明らかにマウリシオ・ポチェッティーノのチームに武運が無かったと言える。

この初の大舞台でスパーズは堂々たるプレーを披露しているようであったが、リバプールは勝者に必要な冷徹なまでの刃を見せつけ、その点において賞賛を受けるべきであろう。

試合のペースや決定機が十分では無かったとの評価を人々が口にしていることは知っている。だが、私はこのピッチの上がどれほどまでに白熱していたか、そしてエネルギーが投じられていたかを説明し切ることができないほどだ。

この試合はプレミアリーグ最終節の3週間後に開催され、おそらく選手たちのキレが落ちたのかもしれないし、スパーズにおいては主力選手の復帰という好材料があったと思うが、結果的にはその恩恵をより大きく受けたのは明らかにリバプールだった。

このファイナルで復帰した選手の一人であるハリー・ケインは、4月9日のマンチェスター・シティとのクウォーターファイナル・ファーストレグで負傷して以来プレーしていないが、ポチェッティーノが先発を決断したことは理解できる。

ケインは前方へ抜け出して走ることを拒んでおり、フィットネスが十分だったと見て取れた。しかし、ただ彼だけが可能なたった一度であっても「試合を変える」プレーをスパーズは待望していたのだ。

そのようなプレーが起こることは無く、スパーズのチーム全体のパフォーマンスと同様に彼のいる前線もまた精細を欠いたものとなった。

スパーズが主導権を握ってはいたものの、重要な局面でスパーズには本来の落ち着きが無かったように私は感じた。または決定的な局面で求められる冷静さとでも言うべきか。リバプールは酷い内容ではあったが、それでも攻撃のエリアではより危険に見えた。おそらくそれは、昨シーズンの決勝の舞台を経験したことの経験によるものだろう。

彼らは、今回のファイナルに勝つ方法を知っていたのだ。いずれにしても、それはトッテナムにとって素晴らしい旅路であって、彼らはこの経験から多くを得ることになるだろう。ハリー・ウィンクスとムサ・シソコがミッドフィールドを支配していたのは確かだ。来年はさらに強くなってくれることを願うばかりだ。

Kane was starting his first match after a long lay-off and looked off the pace against Liverpool

Tottenham Hotspur