/【コラム】ジャーメイン・ジーナス:チャンピオンズリーグ・ファイナルの手引き

【コラム】ジャーメイン・ジーナス:チャンピオンズリーグ・ファイナルの手引き

チャンピオンズリーグ・ファイナルの手引き:トットナムは試合終盤の30分間でハリー・ケインをピッチに立たせ、ハリー・ウィンクを使ってロベルト・フィルミノを抑えるべきだ。そしてリバプールのサイドバックは要注意である。

 

 

ハリー・ケインの起用法

ハリー・ケインは土曜日にマドリードでチャンピオンズリーグ決勝で先発するだろう。彼がワンダ・メトロポリターノでチームメイトと共に11人の先発メンバーに名を連ねないなんて信じられない。

しかし、先発を外れたほうが良いと私は考える。100%の状態では無いはずだ。つまり、コンディションと俊敏性は最高の状態ではないのである。自由に走ることができるだろうが、問題はそこではない。

彼が年初のバーンリーとの試合を含め、負傷からの復帰戦ここ7試合で6得点しているとしてもだ。

Harry Kane, pictured in Tottenham training this week, is likely to start against Liverpool

しかし、これだけの大舞台を戦うには、スパースは彼を起用すべきタイミングを選ぶ必要があるだろう。私がプレーしたことのあるビッグゲームのほとんどすべてにリズムがあった。誰もがフレッシュで最高潮の状態の時、時速100マイルの俊敏性で試合は始まる。その期間帯はほんとどスペースがないのだ。

次の30分間は、少し疲れが出てきてやや後ずさりする。しかし、60分を刻んだ頃には、疲労が出始めるにつれて、スペースが生まれ始める。中盤と守備との間のスペースが大きくなる。そして重要なのは、いつだってこの時間帯こそが試合のなかで決定的なものになるということだ。

もし私がマウリシオ・ポチェッティーノなら、ルーカス・モウラとソン・フンミンを利用してセンターバックをキリキリ舞いにし、できる限りサイドに引き出すことだ。この2人は、ゴールを決められること、そしてどれほど危険な選手かを証明したのだから。

そして、60分が近づいた頃に、モウラやソンの代わりにケインを投入するか、あるいは追いかけている戦局であれば2人をそのままにピッチに残しておくこともできる。そのようにゲームプランを進めるとして、ハリーには「30分間で持っているすべてを出し尽くしてくれ。負傷のことは心配するな。ピッチの上で、好き放題に暴れてくれ」と言ってやればいい。それでベストなハリー・ケインが見れる。

100%ではない状態でフィルジル・ファンダイクを打ち負かすことができるだろうか?ファンダイクが少し疲れたところで五分五分と言ったところだろう。最後の30分間で、ジョエル・マティップとファンダイクが一番見たくないのは、フレッシュなハリー・ケーンが登場することである。