/「トッテナムらしくない」がノースロンドン・ダービーでモウリーニョに見い出した吉兆

「トッテナムらしくない」がノースロンドン・ダービーでモウリーニョに見い出した吉兆

トッテナム・ホットスパーの指揮官は、たとえそれが「クラブの理念」に合わない戦い方だったとしても、このビッグゲームで彼ができることを正確に示した。

経験豊富なトッテナム・ホットスパーの名将が自分のチームを凌駕したことについて聞かれると、敵将であるミケル・アルテタは笑顔を見せた。

試合の直後にジョゼ・モウリーニョが「アルテタとの素晴らしい戦術的な戦いだった」と口にしたことを聞いたアルテタは、その発言についてコメントする前に一息をついた。

「ありがとう。彼が何を見て、何をしようとしていたかが私には分かるよ。また彼の勝ちだね」

「2チームのスタイルは全く異なるもので、彼は本当にうまく試合を管理する。彼には本当に優れた戦力が揃っているし、前にも言ったけど、彼はいつだって勝つ方法を見つけてくるんだ。彼にそれを見破られると、私は気持ちが滅入るよ」

モウリーニョは勝つ方法を見つけてくる。それは20年間の監督キャリアのなかで26個の大きなトロフィーを獲得したことで証明されている。

時にそれは綺麗な戦いとはならず、相手のプレーを止めたいときには「アンチ・フットボール」の王様にも勇んでなろうとするのがモウリーニョという男だ。

それが彼の指導者としてのすべてではないが、その戦術となると「創造」ではなく「破壊」に転じることにもまったく躊躇しない。